“ぼっちな老後”を招くダメな習慣5つ 日本人は年を取るほど不幸になる!
実際、別居している子供と連絡を取り合う頻度について、「週1回以上」と答えた高齢者はアメリカでは9割を超えるのに対し、日本ではわずか3割だという。
孤独死のリアル』、『在宅介護――「自分で選ぶ」視点から』ほか
― 日本人を不幸にする習慣 ―
「放っておくとどんどん人間関係が希薄になっていく高齢者にとって、他人と繋がれる貴重な機会が “同年代の葬式”。ですが、日本ではその場が年々少なくなっています。ごく小規模な家族葬で済ませるケースが増え、親戚すら呼ばないことも珍しくない。これもまた、日本の高齢者の孤立を深める一因になっています」
葬式が交流の場とは生々しい話だが、現在子供なし、ヘタをすると結婚もしていない40代にとっては笑い話ではない。
「おまけに友人も少ない……という人は、せめて“社縁”、つまり職場の人間関係は大事にしておきましょう。何十年も会っていない学生時代の友人なんかより、頼りになります。“おひとりさまはラクでいい”という考え方もわかりますが、“ラク”と“幸福”がイコールではないということは、早いうちに気づいておいたほうがいい。人付き合いにせよ何にせよ、“楽しさ”とは、ある程度の面倒を乗り越えた先にあるものです。それくらい他人と繋がることに貪欲にならねば、孤独死へ一直線ですよ」
<ぼっちな老後を招く習慣>
・評判のいい施設や病院にこだわる
・子供と互いに依存し合う関係
・職場の人間との付き合いが薄い
・冠婚葬祭への付き合いが悪い
・ラクなので一人で行動する
【結城康博氏】
淑徳大学総合福祉学部教授。社会福祉士、介護福祉士、ケアマネジャー。著書に『1
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『孤独死のリアル』 もはや他人事ではない孤独死問題への必読の書。 |
『在宅介護――「自分で選ぶ」視点から』 在宅介護のすべてが掴める基本の一冊。 |
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