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日本人は「睡眠の質が悪い」!? 10時間でも足りない

 自分は“幸せな人生”を生きていないのではないか――われわれの一人ひとりが漠然と感じていた閉塞感が、今や日本全体の問題となりつつある。その背景にある原則を探りながら、「脱不幸」のためのカギを紹介する。

日本人のギリギリの日常生活「睡眠」


睡眠 日本人の生活レベルが、他国に比べて著しく低い……という実感を抱いている人は少ないだろう。ところがOECDの最新の調査によると、日本人の「生活への満足度」は38か国中28位でワースト10入りしている。これを裏づけるのが、「そもそも日本人は“暮らし”に対する意識が低い」ということを示唆する、数々の調査結果だ。

⇒【調査結果の詳細】はコチラ
http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1145512


生活への満足度ランキング

※OECD「ベター・ライフ・インデックス」2016より編集部作成

 例えば睡眠時間。フィットネストラッカーを利用した健康解析サービスを提供する「Jawbone」社が数十万件に及ぶユーザーのライフログデータを分析したところ、睡眠時間の長さに比例してユーザーの“幸福度”(その日の気分)は上がっていき、睡眠時間が8~9.5時間のときにピークに達したという(それより長いと再び幸福度は下がっていく)。

 一方、日本人の平均睡眠時間は’09年で7時間50分。これは、世界18か国中ワースト2位だ。

⇒【調査結果の詳細】はコチラ
http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1145530


平均睡眠時間「まず前提として、睡眠を時間だけで語るのはナンセンスです。質が高ければ5時間の睡眠でも十分ですし、質が悪ければ10時間でも足りません」と話すのは、東京疲労・睡眠クリニック院長の梶本修身氏。

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睡眠の質を確保できていない日本人

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