更新日:2022年08月07日 19:39
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「買ってはいけないタワマン」を大手不動産会社の営業マンが暴露

 ただ、湾岸エリアのなかでも、月島と勝どきは別格だという。 「この2つはエリア内で最も歴史が古い。観光地ブランドがある月島と、築地と湾岸をつなぐ勝鬨橋がある、『湾岸の玄関口』の勝どきは都心へのアクセスも比較的良く、価値暴落の可能性が低いです」(30代・不動産業界記者)  また昨今、人気の武蔵小杉も「オススメできるエリア」と、前出の不動産営業の男性は語る。 「工業地帯を開発し、相場が高騰しているのは湾岸エリアと同じですが、東急の開発力は見るべきものがあり、また都心へのアクセスが抜群に良い。田園調布といった有名住宅地にも近く、土地のイメージも悪くないので、今後も資産性が失われることはないでしょう」 ◆低コスパ有明・東雲・お台場 歴史が浅く、都心へのアクセスも悪い、これらの地域は湾岸エリアのなかでもタワマンバブル崩壊のあおりをもっとも受けやすいと言われている ◆高コスパ勝どき・月島 有楽町線と大江戸線が通る月島はアクセス良好。2つとも戦災を逃れた町なので、古くからの下町情緒が感じられるのも高ポイントだとか ◆高コスパ武蔵小杉 SUUMOの「住みたい街ランキング2016」の総合部門で4位。タワーマンションの開発で今後10年間で1万人以上が移り住むとの試算もあり、過熱化も  週刊SPA!11月8・15日号では「【買ってはいけない!】を内部告発」という特集を組んでいる。業界人が「買わないもの」とはなにか? ぜひご確認を。〈取材・文/週刊SPA!編集部〉
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週刊SPA!11/8・15合併号(11/1発売)

表紙の人/ 欅坂46

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