核シェルター、スターリン建築…ソ連時代の遺構はロシアにどれだけ残っているのか【現地フォトレポート】
1991年、ソヴィエト連邦が崩壊。その後、ロシアは資本主義化が急速に進み、街中には西欧化の波が押し寄せた。
ソ連崩壊から約25年の月日が経った今。ロシアには共産主義の残り香、その遺物はどれだけ残っているのか。今回はロシアの二大都市であるモスクワとサンクトペテルブルクを訪れた。
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1301626
1930年代に建設されたモスクワの地下鉄は、世界一である東京の次に利用客が多い。構内はアメリカなどの西側諸国に対抗し、共産主義の優越性をアピールするため、シャンデリアやレリーフ(浮き彫り)など凝った装飾が施されている。余談だが、北朝鮮の地下鉄も同様だ。
モスクワの地下鉄のプラットフォーム。ロシアの地下鉄は日本では見られなくなった吊り掛け駆動方式を採用しており、かなり大きな音を出して発着する。その間隔は約2分に1本。
地下鉄へとくだるエスカレーター。核ミサイルの開発競争相手だったアメリカなど西側諸国との核戦争を想定し、核シェルターも兼ねている。そのため、かなり地下深くに掘られており、最も深い駅は84mもの深さ。地下60mよりも深ければ、核爆発にも耐えられると言われている。ちなみに日本で最も深い駅は、大江戸線六本木駅の42.3m。
地下鉄の改札口には、共産主義の象徴である『資本論』の著者、カール・マルクスのレリーフがあった。
天井に掲げられているのはソヴィエト連邦旗。
ソヴィエト連邦旗と模範的な家族のレリーフ。
労働者のレリーフの前を通るモスクワ市民。
地下鉄のプラットフォームには至るところにこうしたレリーフが施されている。
核シェルターを兼ねた優雅な地下鉄のプラットフォーム







【関連キーワードから記事を探す】
電車、鳥、昆虫、回転ずし…動くものなら何でもインスタ映え確実!流し撮りの極意とは?
今どきな“タイの首長族”の女のコ事情「iPodでディスコミュージックも聞いてます」
僕は六本木を歩く“港区女子”に恋をした…あなたの仕事観や恋愛観を教えてください【恋撮レポート】
僕は表参道を歩くハイスペ美女に恋をした…あなたの恋愛観を教えてください【恋撮レポート】
ロシア地下鉄爆発事故のサンクトペテルブルクは日本の京都のような街
ロシア地下鉄爆発事故のサンクトペテルブルクは日本の京都のような街
核シェルター、スターリン建築…ソ連時代の遺構はロシアにどれだけ残っているのか【現地フォトレポート】
ロシアの“素人美女”を探す旅。その美貌に僕は101回恋をした【現地フォトレポート】
北朝鮮ツアーが脱力系になっている!? キャッチフレーズは「超平和、超安全、超超楽しい朝鮮」
日本にとってウクライナ侵攻は他人事ではない! 高校チュータイ外交官が警鐘
北朝鮮のウクライナ派兵で朝鮮&台湾「ダブル有事」が勃発する!?世界大戦に発展する可能性も
サッカーW杯日朝平壌決戦の行方。カギは定期便と人的往来再開か
日本人の大半がウクライナ侵略を「予測できなかった」理由が絶望的だった
日本がウクライナ支援を“続けなければならない”本当の理由。日本の「ある大失敗」が関係していた
ロシア地下鉄爆発事故のサンクトペテルブルクは日本の京都のような街
核シェルター、スターリン建築…ソ連時代の遺構はロシアにどれだけ残っているのか【現地フォトレポート】
ツウな外国人や観光客が訪れる「春夏の富士山絶景スポット」
登山者半減の富士山で密かにブームの「富士下山」とは?
富士山の迷惑登山者、静岡側より山梨側が増えている!?
「日本の対米開戦」を煽った人物がいる!? 経済評論家・上念司氏が日米を争わせた黒幕を暴く
トランプ大統領就任で再熱!「沖縄米軍基地問題」が生まれたワケを上念司氏が解説
「景気回復なんてウソ」と叫ぶ「実質賃金厨」は頭が悪い/倉山満
ロシア革命から100年。共産主義の犠牲者は1億人を超えようとしている――評論家・江崎道朗
核シェルター、スターリン建築…ソ連時代の遺構はロシアにどれだけ残っているのか【現地フォトレポート】
ドローン全盛時代になぜ自ら空を飛ぶのか? 「空撮写真家」の挑戦
タイ・バンコクで野良犬を撮り続ける日本人女性「死んだら私の骨を犬に食べてもらいたい」
僕は六本木を歩く“港区女子”に恋をした…あなたの仕事観や恋愛観を教えてください【恋撮レポート】
僕は表参道を歩くハイスペ美女に恋をした…あなたの恋愛観を教えてください【恋撮レポート】
ロシア地下鉄爆発事故のサンクトペテルブルクは日本の京都のような街
旅行をかねて旅館や畑で短期バイト。求人サイトもあって「10日働いて7万円稼ぎました」
“悪天候の長距離フェリー”で船内は地獄絵図に。「隣の個室から“酸っぱい臭い”がしてきて…」
「株主優待」で家族旅行3泊が4000円!? 「外食は優待で賄う」ベテラン投資家の激推し“優待銘柄”はコレだ
“不倫旅行”の裏側を元旅行会社社員が暴露「手配は“阿吽の呼吸”」「最も気を使うのが連絡方法」
「別れよう」“海外旅行当日”に告げられて…空港で独りになった男の顛末
この記者は、他にもこんな記事を書いています