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通販サイトでは偽ブランドに気をつけろ! ブランド業者が教える初心者の対処法

通販サイトでは偽ブランドに気をつけろ! ブランド業者が教える初心者の対処法 巷に溢れる偽ブランド商品。税関での輸入差し止め件数はここ2年はやや減少傾向にあるものの、10年連続で2万件を超えており、依然として高い水準にあることは間違いない。  果たして、正規商品を販売している側はこれらをどう見ているのだろう? 某海外人気ブランドに務めるM氏に裏話を聞いた。 「海外ブランドの偽物が特に多い地域は東が原宿の竹下通り、西が大阪のアメリカ村です。前者はアフリカ系、後者はコリアン系のバイヤーが多いのが特徴。製造場所は90%以上が中国ですね」  これらの地域で偽ブランド品を扱う店は、何度ガサ入れに遭っても、しばらくすると復活するという。M氏が立ち会ったガサ入れでは、店内と倉庫を合わせて数千点、価格にして1億円以上の偽物があったことも。 「ホームセンターなどにおいてあるブランド品にも偽物が多いですが、やはり近年、問題になっているのはスマホ系のオークションアプリ。偽の商品画像を使い回し、一発でわかるものもありますが、パッと見では素人が判断するのは難しいでしょう。ただ、拡大画像を見るとすぐに偽物だとわかります」  また、「高額で取引されているから本物」と言いきれないのも、偽ブランド商品の難しいところだ。 「一目でわかる偽物もあれば、プロでも悩む偽物もあります。また、正規品でも並行輸入などで安く買う方法は存在しますからね」
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