セイコーの腕時計が「ちょっと惜しい!」理由 【腕時計投資家・斉藤由貴生】
―[腕時計投資家・斉藤由貴生]―
日本という国が大好きな斉藤由貴生です。使っているパソコンもメイドインジャパンですし、何十台という車を乗り換えた経験の中でもかなりの割合で日本車ばかり買っています。映画だって邦画が好きで、生け花草月流の家元、勅使河原宏監督の「砂の女」のVHSビデオだって持っています。また、日本語が好きなので英語は全くできません。そして、日本人として皇室を尊敬しています。
しかし、“高級”腕時計に限っては日本のモノに全く興味を持てないのです。日本の腕時計の技術力は非常に高く、G-SHOCKのようにハリウッドセレブにまで愛されるブランドだって存在。セイコーだってシチズンだって世界的なブランドであり、多くの人が愛用するブランドです。また、私もセイコーの高級品でない腕時計を2本持っています。
安価なモデルだと日本製腕時計はかなり強いのに、高級品となるとその存在は強くありません。
日本の腕時計自体の存在感は凄いのに
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1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある
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『もう新品は買うな!』 もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう |
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