3年で辞めたけど年収2倍に! 25歳以下の“転職勝ち組”に聞いてわかった「1つの共通点」
企業がせっかく人を採用しても、3年以内に3割以上の若者が辞める(出典:厚生労働省・学歴別卒業後3年以内離職率の推移)という話はたびたびニュースでも取り上げられてきた。
こうした現状に対し、「3年で会社を辞めるなんてけしからん」「転職先では給与は下がるものだから、すぐに転職しないほうがよい」という批判の声をよく耳にする。だが、なかには新卒入社から3年以内で転職したにもかかわらず「給与」という側面では成功している者も存在する。
事実、厚生労働省の調査によると、20~24歳で転職した若者のうち45%が賃金増加を達成しており、特に近年では、就職市場が売り手市場になっていることもまた、その追い風となっているようだ。
では、20代前半の転職で給与アップするためにはどうしたら良いのだろうか。実際に転職先で給与アップに成功した3人の話からその秘訣を探っていこう。
年収:350万円(転職前)→500万円(転職後)
江藤麻理恵さん(仮名・26歳・女性・明治大学卒・岐阜県出身)は明治大学の商学部を卒業後、新卒採用で東証一部上場の大手システム会社のSEとして就職したものの仕事内容が合わず、本人の希望により1年ほどで同じ会社の営業部へ異動した。
女性の営業が少ない業界だったこともあり、人当たりが良く愛嬌のある江藤さんは取引先から可愛がられ、次々と契約を重ねるまでに成長。
しかし、それが原因でストレスを感じるようになった。そして、ここが転機となった。
「私の営業成績はほぼ毎月トップだったのですが、会社が年功序列で営業成績に連動するインセンティブもありませんでした。だから、やる気のない社員も多かった。自分はこんなに稼いでいるのに、仕事ができない先輩たちのほうが給与が高いと思うと虚しくなってしまって」
結局、彼女は業務自体に不満はないものの、会社の体質への不満と、モチベーションの低いチームから抜け出したいとう要望から転職活動を開始。
わずか2週間で急成長中のWeb会社に内定をもらい、月給は額面25万円から31万円にアップした。がんばった分だけインセンティブが入るボーナスを含めると年収は500万円弱となった。
「SEの基本知識と営業職での実績という二本柱がWeb会社で働く上で強みになったんだと思います。前の会社に比べて社員数は少ないし、保養所など福利厚生も充実していませんが、モチベーションが高いメンバーと仕事ができることが嬉しいです。インセンティブもあるので、頑張った分だけ年収に反映されるのも大きいですね」
東証一部上場のSEからジャスダック上場のWeb会社営業職へ

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