地球が丸く見える!東名高速富士川SA(上り)に誕生した観覧車からの絶景は必見
―[道路交通ジャーナリスト清水草一]―
道路公団民営化以降、テーマパーク化が激しく進む高速道路のサービスエリアだが、去る2月23日富士山の日、東名高速富士川サービスエリア(上り)に、新たに観覧車がオープンした。そこで、3か月遅れにはなりましたが、高速道路マニアとして乗って参りました!
サービスエリアやハイウェイオアシスの観覧車は、伊勢湾岸道刈谷PA、東海北陸道川島PA、神戸淡路鳴門道淡路SAについで全国4か所目だが、関東圏では初めて。しかも景観の良さはブッチギリのはずである。
淡路SAのソレは明石海峡大橋のたもとだが、刈谷PAや川島PAは濃尾平野の真ん中にあって、観覧車で上がっても特に見るべきものはない。よって、たいてい空いている。まあ観覧車があるだけでぐっと楽しい雰囲気になるので、集客力にはなってますが。
一方富士川SAは、もともと富士山を望む絶景がウリ。地上からでも十分楽しめるが、観覧車に乗ればさらにステキなはず!ということで、満を持して観覧車に突撃しました。
料金は1周1人700円。刈谷・淡路の600円、川島の650円より若干高めだが、富士山の存在を考えれば高くはなかろう。1000円払えば2周できるが、今回は1周にしておいた。
観覧車の高さは60mで刈谷と同じ。淡路の65m、川島の67.3mには若干負けるが、富士川SAは立地自体が富士川の河岸段丘上。しかも観覧車はその一番高いところにある。高さ感は淡路といい勝負か。
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1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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