地球が丸く見える!東名高速富士川SA(上り)に誕生した観覧車からの絶景は必見
ゴンドラは36台。うち4台がシースルー。ゴンドラ全体が透明なのである。せっかくなので数分待ってシースルーゴンドラを選んだ。追加料金はないが、「やっぱりシースルーが人気なので、週末はかなり待ちます」(係員)とのこと。
シースルーゴンドラに乗り込むと、おお、床もシースルーじゃないか! 高所恐怖症の方には向かないが、なかなかの爽快感だ。
ゴンドラはゆっくりと高度を上げて行く。が、富士山は見えない。雲に隠れてしまっていたのです。乗る前からわかってたことですが、観覧車に乗っても見えませんでした。アタリマエですね。
ちょっとガックリだったが、富士山の反対側に目をやると、富士川や駿河湾、伊豆半島の山々の絶景が! 実は富士山は地上からでもよく見えるのだが、反対側の景色は観覧車に乗って初めてしっかり見えた。これはステキだ! 地球が丸く見えます!
ということで、1周12分の旅はあっという間に終了しました。
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1341879
こちらの観覧車、営業時間は午前10時から午後9時まで。ペットと一緒に乗れるゴンドラも1台ある。刈谷や川島のは特にオススメしませんが、これは一度乗って損はなかろう。なお、富士川SA(上り)には、一旦一般道に出て10分くらい歩けば、下り線側からもアクセスできます。
道路公団民営化が決まり、刈谷ハイウェイオアシスに最初の観覧車ができた時、一部から「そんなものが必要なのか」という批判があった。当時の世間には「高速道路関係物は全部ムダ」という感覚があったのだ。もちろん今、これを批判する論はない。刈谷ハイウェイオアシスには、年間800万人以上の入場者数があり、テーマパークとして東京ディズニーリゾート、ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)に次いで全国第3位。隔世の感である。
取材・文・写真/清水草一(道路交通ジャーナリスト)
【清水草一】
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中。清水草一.com

―[道路交通ジャーナリスト清水草一]―
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中 1
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