上杉謙信の春日山城址ほか、選りすぐりを厳選!カーマニアなら絶対行くべき「男のロングドライブ城巡り」
担当K:美尻ならぬ美城でしたね。
MJ:私も久しぶりに見たが、優美さでは日本一かも知れぬ……。
担当K:どの角度から見ても美しく、品がある城です。女子と訪れてもいいかもしれません。
MJ:うむ。ちなみにこういう城は、天守の中に入る必要はない。天守は物見やぐらが発展したもので、基本的にはがらんどうだからな。
担当K:お堀の周囲をグルリと散策して、風情を楽しむのがいいでしょう。
MJ:ところで今回のロングドライブの相棒は、マツダのCX-5であった。
担当K:新型のガソリンモデルに初めて乗りましたが、けっこういいですね。
MJ:うむ。CX-5というとディーゼルにばかり目が行くが、ガソリン車もエンジンフィールが実にいい。カーマニア的なヨロコビがある。値段も30万円ほど安いしな。
担当K:高速道路で加速するときは、「やっぱりディーゼルがいいなあ」とも思いましたけど。
MJ:トルクが違うからな。しかしガソリンモデルの軽快さも捨てがたいぞ。
担当K:マツダ車は走りがいいので、ロングドライブでもぜんぜん疲れませんでした。これでアダプティブクルーズコントロールの設定速度の上限を、あと時速20km引き上げてくれれば、最強の男旅グルマですね。
MJ:新東名などの制限速度時速120km化に合わせて、近いうち実現するだろう。期待して待とうではないか!
【結論】
ロングドライブはカーライフ最高の楽しみの1つ。キミもモテないカーマニア仲間と、男の城巡りをしてみないか!? その際は燃費と走りのいいクルマがいい。CX-5は実にピッタリだった。マジで。

山歩きはイヤ!という人は松本城。現存する五重六階の天守のなかで日本最古の国宝の城です。まさに白と黒のスペクタクル。本当にどの角度から見ても美しい、世界に誇れる日本の城です。クルマを駐車場に入れ城と城下町をのんびり散策すべし。

―[道路交通ジャーナリスト清水草一]―
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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