マネー

週末の「複業カメラマン」で年300万円以上を稼ぐ会社員。営業活動はフェイスブックで

「働き方改革」が叫ばれるなか、副業を解禁する企業が急増している。こうした流れを「妻子を養う責任がない自由に動ける若手社員だけの話」と、どこか他人事のように感じていないだろうか。実際には、“もう一つのサイフ”は40代以上にこそ必要なサバイバル術。副業(サブの仕事)ではなく本業と並び立つような複数の職業をもつ「複業」。会社だけに頼らず、本業が傾いたときのリスクヘッジであり、W収入で将来の安定をも目指す働き方だ。

知原浩士さん

知原浩士さん

カメラ教室と撮影会を主催。さらには権利収入も目指す


 普段は医薬系ベンチャーでフルタイム勤務する知原浩士さん(36歳)。お堅い本業の傍ら、主に週末を使い「複業カメラマン」として年間300万円超を稼いでいる。

「きっかけはフェイスブックでカメラ講座の広告を見て申し込んだことです。それに半年間通い、独立して自分も講座や撮影会を開くようになって、今が3年目ですね」

 “師匠”のやり方に倣い、自分もフェイスブックで集客を始めた。

知原さんのフェイスブック

知原さんのフェイスブックの様子。奥さまにウケそうなレシピ投稿もまめに行っている

「もともと子供を撮るのが好きだったので、若い夫婦を募って子供の笑顔に焦点を当てた無料撮影会をしています。参加は無料ですが、撮ったデータやフォトブックを撮影後に販売。1回に5、6組の家族が来て、今は多いときで10万円ほどの稼ぎになっています」

 とはいえ、自分一人では開催に限界がある。そこで知原さんは知り合いのカメラマンを誘い、自分は裏方として収入の10%を得るシステムに切り替えたという。

「ただ、撮影会は全体の収益の1、2割です。一番はカメラマン講座。普段の撮影会の様子を紹介するなどして生徒を集め、自分が受けたのと同じ、月1回半年コースを1期として開設しています」

知原さんが開く無料撮影会の様子。子供の笑顔を撮ることがうまく、好評だ。

 ちなみに、こちらの会費は1期あたり50万円。常時3、4人の少人数制で運営し、今が6期目だという。それらすべての営業活動がフェイスブックで完結している。

「だからアカウント運用が命です。宣伝ばかりだとつまらないので、まめに献立の悩みに答える料理レシピを投稿したり、常にターゲットへの働きかけを心掛けています。今後は規模を拡大して、資格講座のような協会ビジネスの仕組みをつくりつつ、『キッズスマイルフォト』という商標登録をしたので、ロイヤルティ収入を得られるビジネスも目指したいです」

《10年後ビジョン》
協会ビジネスにも参入して、本業と同じレベルを稼ぐ

― W収入複業で稼ぐ方法 ―





おすすめ記事