18年落ち激安アルファ147を買うということ。左ハンドル、MT、トリセツもイタリア語…
永福:純愛ストーリーだね! それがなんでさっそくエンコしたの?
K:今度は早め早めにメンテしようと、バッテリーなどの消耗品を交換したら、韓国製バッテリーがハズレで不本意にも不動になりました……。
永福:そのバッテリー、いくら?
K:8000円でした。ボッシュ製の3分の1くらいです。
永福:じゃ、仕方がないね……。
K:いいんですよ、それで。激安車はそれが楽しいんですから!
永福:激安車を激安で維持するのって、難度高いもんね!
K:仕事も人生も、目標なしには生きられないじゃないですか。僕の場合は、それが「フェラーリに乗りたい!」じゃなくて、「激安イタ車を延命したい!」なんですよ。
永福:エライ!
K:いま10歳の娘が18歳になり、MT免許を取って、この激安3号に乗る日まで頑張るのが目標です!
永福:それは絶対ムリだね。
【結論】
激安3号に試乗したところ、最後は超ズタボロだった激安1号に比べるとはるかにマトモ! ちゃんと走りました。18年落ちの激安イタリア車でもまだまだイケる! ボンクラ諸君も人生ガンバレ!1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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