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テレワークで女性3人ルームシェア生活が大混乱「3日前の食器が置きっぱなし」

「新たなワークスタイル」として広まったテレワーク。Zoom会議や出社日数調整が行われ、我々の職場環境は確かに激変した。しかし、なかには激しい変化で混乱をきたす社員も。友人と3人でシェア生活をする金森静香さん(仮名・32歳)は、ルームシェアならではの悩みに頭を抱えているという。詳しい話を聞いた。

残業代や定期代もカット。身を寄せ合うシェア生活

テレワーク地獄

テレワークになってから、デスクや椅子を買い足したことで移動スペースが激減。手前の髪をしばっている女性が金森さん

 テレワークになったことで生活苦に陥る人もいる。都内の家賃10万円の1LDKで、ルームシェアをしている金森静香さん(仮名・32歳)だ。現在はIT企業で働く彼女と人材派遣会社契約社員の友人、飲食店従業員の友人という3人でシェア生活を送っているが、テレワークに移行した4月から、なんと給料が4万円も下がった。 「手取り23万円だったのが、残業代がなくなり手取り19万円になって。それだけじゃなく、フルリモートなので定期代もカットになりました。今は在宅手当が月に5000円支給されていますが、在宅になって増えた光熱費負担のほうが大きいし、これまでは定期で賄えた休日の電車賃もかかるようになり、テレワーク前よりも出費が増えています」

3人が一日中家にいるためケンカしがちに

 緊急事態宣言以降は同居する契約社員の友人もテレワーク生活になり、「飲食業で働く友人はお店が休業になって、ほぼ失業状態になっていた」という。以前は全員が寝るためだけのような部屋だったが、今ではほぼ常に在宅。一番広い8畳の部屋がテレワーク・ルームになっている。 「会社の仕事をするのに新たにモニターを設置したので、部屋が狭くなったうえに、3人が一日中、家にいるんでケンカしがちになりました。ウチは規則で就業時間は人がいない部屋で作業しないといけない決まりなので、ビデオ会議に参加するときは、バレないようにトイレにこもったりしています。24時間ずっと誰かがいるので、生産性はまったく上がらないです」
テレワーク地獄

仕事用とプライベート用のPCが置かれたテレワーク環境。「作業中も常に誰かがいるので、集中力が上がらない」(金森さん)

 そんなテレワーク生活のなかで、唯一正社員である彼女の生活費負担が大きくなっているという。 「家賃は私が4万円で2人が3万円ずつ払っていて、光熱費やインターネット代は、一番稼いでいた私が払うっていうことでルームシェアを始めたんです。でも、自粛生活が始まってエアコンは24時間つけっぱなしだし、トイレやシャワーの回数も増えて光熱費が以前より倍の月3万円ぐらいになっていて……。本当は折半したいけど、2人とも家賃を払うのもギリギリみたいで、食費を浮かすために水だけでガマンしている姿を見ると、かわいそうで言えなくて」
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3日分の使い終わった食器が置きっぱなし…
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