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東大生が感動した「春に読みたい本」ベスト3…新しい学びを得るのに最適な名著

○『思考の整理学』

外山滋比古 著(筑摩書房)
『思考の整理学』

『思考の整理学』

 どんなことを学ぶにしても、「考える」ということからは絶対に避けて通れません。しかしながら、「考える」ということに自信があるかと問われれば、そこまで自信があるわけでもないという方も多いのではないでしょうか。  僕自身、思索にふけるのは嫌いではありませんが、思想家の方々ほど考え続けることが得意なわけでもありませんし、深い思考ができるわけでもありません。そもそも、思考の回路そのものがまだまだ未熟なものです。  そこで、僕は大学に入ってから、まずはこの本で勉強し直しました。

東大京大の学生たちが支持

思考の整理学』は、英文学者の外山滋比古氏が自身の思考のまとめ方や展開のさせ方などについてまとめている「思考の入門書」ともいうべき一冊です。  実は、東大生や京大生でこの本の名前を知らない人はいません。なぜなら大学の本屋に行ったら、必ず店頭で目にすることになるから。  なんと、この本は東大京大の生協でここ10年以上トップの売り上げを叩き出し続けているんです!  東大生や京大生がすごいというわけではありません。とはいえ、考えることや勉強することが本分である大学生、特に日本の中ではトップクラスの大学である東大京大の学生たちが支持し続けているのには、やはりそれなりの理由があります。  一度手に取れば、どうしてそれほどの支持を得ているのかわかるはず。社会人の方々にも自信をもってオススメできる鉄板の一冊です!
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より効率的に読書をするための技術
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1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。(Xアカウント:@Temma_Fusegawa

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