オッサンの短パンは「あり/なし」?
写真をご覧頂きたい。やや調子にのったオッサンだ。夏の服装は手を抜きがちだが、オッサンともなれば、それなりの対処が必要だ。「ありのまま」では女子からの評価は手厳しくなるのだ。そのダントツが必要以上の肌の露出だ。つまり……。
「タンクトップは絶対無理。鍛えている人でもオッサンはビミョーなのに、筋肉の落ちた人はなおさら。山下清でも狙ってんのかなと思う。涼しいのかもしれないけど腕まくりも嫌」(21歳・大学生)
しかし、タンクトップに限らず、Tシャツ一枚もすでに危うい。
「大人なんだからジャケットを羽織るか、せめて襟付きのシャツを羽織ってほしい。それだけで全然違うのに」(24歳・商社)
シャツ1枚だと、品だけではなく、最大の落とし穴が待っている。
「たまに乳首が浮き上がっている人が気になります。あれセクハラだと思う」(26歳・サービス)
また、生理的な問題でいえば、体毛を嫌がる女子も少なくない。
「いい年こいて短パンを履くのはどうかと思うんですが、毛深いと余計に『わ、キモい』ってなります。かといって、スネ毛を処理してるオジサンもどうかと……。いい大人は、暑くてもサイズの合ったパンツを履くべき。もちろんビーチとかはいて許される場所ならOKですよ」(29歳・大学院生)、「小太りで身長が低い人なら短パンが似合うキャラだと思うけど、渋いオジサンが短パンを履くのは、絶対似合わない」(30歳・教員)
過激なファッションもオッサンであるほど似合わなくなってくる。
「なんでアロハシャツ着たがるんでしょうね。ここは日本です」(24歳・販売)、「ロックTシャツとか、変なロゴとかは、年をとるほどダサく見える」(26歳・広告)
かといって、オシャレを気取って小技を利かせるファッションもアウトらしい。
「襟を立てたり、ズボンの裾を片方まくったり、ゴツいアクセサリーをつけたり、とりあえず“見よう見まねでやった感”があって残念ですね。大人ならシンプルで勝負すべし」(23歳・保育士)
そして、トドメの一言が、「そこらへんにいる中学生と似たような格好だと笑えますよね。大人は大人の格好をするべし」(24歳・美容師)とのこと。ごもっとも。7/29発売の週刊SPA!では「キモい/キモくない男の境界線」と題した特集を組んでいる。服装をはじめ、言動などあらゆるジャンルの境界線を調べているので、気になる方はぜひチェックして頂きたい。 <取材・文/週刊SPA!編集部>
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