地元民しか入らない“意識低い系”グルメをまわってみた
今や、ネットスラングにとどまらずドラマ化されるほど社会的関心を集めている「意識高い系」。彼らのたまり場といえばWi-Fiでノマドワークできる「スタバ」を中心としたオシャレカフェ。
だが、本稿で紹介するのは、そんなハイスペックなカフェサロンとは真逆の、地元の人に愛される大衆的雰囲気が漂う飲食店だ。いわば“意識低い系”のための憩いの場のような存在だ。
いまでは希少となった、都内各エリアの「意識低い系」が多く集まることで有名な飲食店の様子をレポートしよう。
◆定食屋・I(浅草橋)
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=955428
浅草橋の一角にあるこのお店。意気込んで訪ねたのはいいものの、暖簾も立て看板も仕舞われている。
が、店内からかすかにテレビの音が聞こえるし、人の気配もする。思い切って店内の斜めに掛かけられた暖簾をくぐり中に入ると、高齢のご夫婦が揃って夕方のニュースを観ている。
「すみません。今日ってもう終わっちゃいましたか?」
「いえいえ、いいですよ、どうぞどうぞ」
雨の日は基本休みで“客が来たら営業する”というスタイルなのかもしれない。人気メニューの「三色ライス」を注文。オムライスとハヤシライス、カレーが一度に味わえる贅沢な一皿だ。しっかりした味付けで、香の物やお味噌汁ともよく合う。
ご主人は東京の街を撮り続けてきた写真家という有名人で、テレビに出たこともあるとか。調理を終え厨房から戻ってくると、左右の人差し指による不慣れなPC操作で、ネガフィルムのデータ化に勤しんでいた。
◆定食屋・F(武蔵浦和)
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=965677
武蔵浦和駅から徒歩5分のところにあるこの定食屋。
何と言っても驚くべきはその外観。なんでも、向かいに建った高層建築に対抗し、少しでも目立つために今のような姿になったそう。
その奇異な外観が裏目にでたためか、時刻は晩飯時だというのに、店主はひとり退屈そうに椅子に座り、片足をもう一脚の椅子に投げ出すリクライニングスタイルでテレビを観ている。
ともあれ、『とんかつラーメン』なる料理をいただくことに。
コロッケ蕎麦、カツカレー。どちらが店主の小粋なイノベーションのヒントになったのかは定かではないが、普通に美味しい醤油ラーメンに、普通に美味しいとんかつを乗っけたら、普通に美味しかったのだろう。建物の突飛な外観とは裏腹に、想像を裏切らない味わいが心地よい。
お勘定は800円。金銭感覚は人それぞれだが「『とんかつラーメン』を食べるなら、だいたいこれくらいかな?」という、高くもなく安くもない納得のお値段と言える。
◆カレー屋・C(大久保)
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=955430
外観から個性的なこの店、特筆すべきはその営業時間だ。どんな事情があるかはわからないが、午前11時から午後5時までだという。
お昼休みの時間が終わった直後に無事入店。店内はカウンター席が8席ほどで店内はほぼ満席状態になっている。
常連客とご主人の会話に聞き耳を立てつつ、注文した牛すじカレーは、ものの5分ほどで飲むように平らげてしまった。味は学食のカレーよりもごはんが進む濃い味わいだ。
聞くと、最近ではルーがなくなるのが早くて「3時半でも厳しい」とか。やはりこの店、賑わっているようである。
◆中華屋・J(浅草)
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=955450
今回の取材でもっとも繁盛していたこちらのお店。
ざっとメニューを眺めてみる。スーラータンメン、蟹玉丼、何を頼んでもハズレはなさそうだが、取材班は雲呑(ワンタン)麺をいただくことに。
ポスターだけのなんちゃって昭和レトロ店が溢れる昨今、このお店は真性の「昭和の街中華」と言えよう。地元の常連客はもちろん、遠方からわざわざ訪れる客が後を絶たないそうだ。
見栄ばかりを気にして肩肘張る毎日に疲れてしまったら、こんなお店に足を運んでみてはいかがだろうか。 <取材・文/日刊SPA!取材班>
◆中華屋・J(浅草)
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=955450
今回の取材でもっとも繁盛していたこちらのお店。
ざっとメニューを眺めてみる。スーラータンメン、蟹玉丼、何を頼んでもハズレはなさそうだが、取材班は雲呑(ワンタン)麺をいただくことに。
ポスターだけのなんちゃって昭和レトロ店が溢れる昨今、このお店は真性の「昭和の街中華」と言えよう。地元の常連客はもちろん、遠方からわざわざ訪れる客が後を絶たないそうだ。
見栄ばかりを気にして肩肘張る毎日に疲れてしまったら、こんなお店に足を運んでみてはいかがだろうか。 <取材・文/日刊SPA!取材班>
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