家電のAI化が止まらない!?「人工知能家電」の実用度
人工知能やディープラーニングという言葉がよく聞かれるようになった一方で、どこで利用されているのかをよくは知らない。そんな人工知能の代表的な活用事例を、家電製品の中からセレクトした!
すでに人工知能は、多くの家電製品に実装されつつある。例えば、シャープのスチームオーブンレンジ『ヘルシオ』のハイエンドモデルは、人工知能がユーザーに合わせたメニューやレシピの提案をしてくれる。ユーザーは必要に応じて「どんな食材を使う」とか、「何キロカロリーまでに抑えたい」といった条件を、『ヘルシオ』に話しかける。その条件を踏まえたメニューを提案し、レシピを表示してくれるのだ。人によっては最も時間を要する「メニューの選択」を、人工知能がサポートする。
【シャープ/ヘルシオ AX-XW300】
冷蔵、冷凍、常温の食材を同時に温められるスチームオーブンレンジ。使いたい食材や料理ジャンルを伝えると、ユーザーに合ったメニューを提案。レシピを教えてくれる
実勢価格:13万円前後
総庫内容量:30リットル
オーブン最高温度:300℃
電子レンジ自動出力:1000W
自動メニュー数:421
年間消費電力量:72kWh/年
外形寸法:W490×D430×H420mm
庫内寸法:W395×D305×H240mm
質量:約25kg
音声:対話
昨今の家電製品はカタログを見る限り、多機能で何でもできそうな気がする。だが実際に手元で操作するとなると、多機能であるがゆえに、煩雑でわかりにくい製品も多い。そのため、せっかく購入したものの、最新機能のほとんどをユーザーが活用しきれていない現実がある。
そうしたジレンマを人工知能の投入によって解決できる日が近づいている。これまで必要だった、ユーザーがなすべき“判断”を、人工知能に担わせる。家電を“操作する”という“過程”が省かれ、ユーザーは家電が導く“結果”だけを享受しようという考えだ。
条件に合わせたメニューをレンジが答えてくれる『シャープ・ヘルシオ』
『シャープ ヘルシオ AX-XW300-R』 ムダを抑えてたっぷり調理、上下2段コンベクションオーブン搭載 |
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