最近、元いた海に戻ったように歌舞伎町のキャバクラで飲むことが多いのだが、よくネエちゃんたちから「テポドンさん、二丁目詳しいらしいじゃない。今度、ゲイバー連れてってくださいよ」なんて、テキトーなことを言われる。もちろん、テキトーに言われるので「二丁目行くで~」とLINEをしても「今日はおやすみだから、また今度 チュッ」なんてかわされて、おしまいだ。
だが、捨てる神あれば拾う神あり。昨年末の忘年会で知り合った超人気AV女優のみおり舞チャンから、まさかの二丁目ツアーのオファーが到来。友達の巨乳AV女優、逢沢るるチャンも一緒に二丁目の遊び方を指南することに……。
酒を飲むのが倍楽しくなる二丁目の夜
やって来たのは私のホームグラウンドとも呼べる店、「ぱるぷんて」だ。こちらの店はいわゆる観光バーと呼ばれるゲイバーだ。観光バーとは、ノンケや女性も入店OKのゲイバーのことである。 「二丁目は本当のゲイしか入店できないガチホモバーとか、レズのコしか入れないレズバーもあるから、そういうお店にノンケがうっかり入るとトラブルの元になるのよね」とは、店子(※ゲイバーで働くゲイのこと)のおっくん。まぁ、うっかりノンケが入ることはそうそうないと思うのだが……。
とにもかくにも美女2人をはべらせて上機嫌な私め、景気づけにシャンパンを一発開放。ゲイバー名物の猥褻下ネタトークがさっそく始まったわけであります。
「おっくんって、どっち? タチひろし? ネコひろし?」(※タチは男役、ネコは女役を意味する)
舞チャンがおっくんに直球を投げ込めば、
「あんたたちと違って、どっちもできるから、人生2倍楽しいのよ!」
と打ち返される。シャンパンのボトルは瞬殺され、ハウスボトルの焼酎も気がつけば2本目……。カラオケ→飲酒→下ネタの無限ループが始まったのである。
長年二丁目で飲んでいる私から言わせてもらうと、ゲイバーの特徴を一言で言うなら「よく飲む」である。飲まなきゃテンションについて行けないし、飲めばテンションが上がる。ここならば、普段は飲んでも2滴くらいしか酒の入ってないカクテルばかり飲むキャバクラのネエちゃんも、必ずや飲んでくれるはず……と思うのだが、それはまだ検証できず。早くアフターで連れてきたいものである。【ぱるぷんて】
住:東京都新宿区新宿2丁目18-5 第二天香ビル2F
電:03-6273-2064
営:20時~翌5時
休:日
料:チャージ1000円/飲み放題2時間4000円 ボトル各種4500円~
従業員は全員ゲイだが、ノンケ男性や女性の入店も可能。アットホームで開放的な雰囲気で人気を集めている
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