誰もが陥る一人暮らしの自堕落体験5パターン
一人暮らし経験者なら誰でもあるだろう。他人の目もないため、あれこれやらかしてしまうことが……。自堕落だと自覚がある読者はどれかに当てはまるはずだ。
◆食生活をおろそかにする
「台所を汚すのが嫌だったので、毎日カップ麺ばかり買って食べていたら1ヵ月で4キロデブった。それだけじゃなく、肌は荒れるし、だんだん気分は荒んでくるし、学校に行くのも嫌になり、友達の電話にも出ずにサボるようになりました。実家にいるときよりも、コミュ障になった気がする」(女性・25歳・大学院生)
かなりありがちなパターンだが、このように食生活をおろそかにしすぎると、次のような事態にも発展する恐れがある。
「毎日ご飯を作るのがだんだん面倒くさくなって、お菓子ばかり食べていました。おかげで徐々にご飯を食べる気力すらなくなり、一日平気で食事をしないこともありました。すると、ある朝起きようとしたらカラダが動かなくて、ベッドから起き上がれなかったのです。『あれれ?』と意識は朦朧としていましたが、なけなしの体力で母親に電話をして、病院に運ばれて事なきを得ました。栄養失調でした」(女性・27歳・保育士)
栄養管理だけは、しっかりしたいところが、わかっていてもついつい怠けてしまうのが、一人暮らしの辛いところだ。
◆支払いをついつい忘れてしまう
「よく電気や水道を止められますよ。本当は引き落としにするのがいいんでしょうけど、その手続きも面倒くさくって。ある日、熱が出て具合が悪くて家に帰ったら、水道がとまってる! 冷蔵庫には何もないし、飲み水がなくて死にそうでした。自分を呪いました」(男性・31歳・営業)
さすがにこればかりは人に頼ったところで呆れられそうだ。
◆外出時に部屋の確認をうっかり忘れる
「エアコンをつけっぱなしで海外旅行に出てしまった。帰ったら部屋のなかが極寒の地になっていて、電気代がすんごいことに……。ほかには、冬場にこたつをつけっぱなしにしたり、やかんを火にかけたまま眠っていたら、空焚きで大変なことになったり……。ついつい無意識になってしまうのです」(男性・32歳・卸売問屋)
これはさすがに気を付けないと、大惨事に繋がるので要注意!
◆ゴキブリの出現を放置
「私は虫が大嫌い。自分の家にはさすがに出ないと思ったけど、出たんです、ゴキブリが……。殺すのも嫌だし、死骸を処分するのも嫌だし、見てみぬふりをして、実はしばらく実家に帰っていたんです。一週間くらい置いて夜、部屋に戻ってみると、廊下に5、6匹のゴキがうじゃうじゃ動いていました。ええ、もうトラウマになって引越しました」(29歳・出版)
ゴキブリを自分で殺せないようでした一人暮らしは困難。多少家賃が高くとも高層階に引っ越すしかないだろう。
◆汚部屋化
「ついついやってしまうのが、台所の洗い物を放置すること。夏場に1ヵ月くらい放置していたら、腐って大便のようなにおいが台所に充満してきました。実は、そのとき作ったひき肉料理の残りが腐敗してウジがわき、相手にするのも嫌だったので、さらに放置していたら、孵化してハエになり、ちいさな卵の殻がぽつぽつと残っていました。あまりの恐怖に、洗うのも嫌だったので食器ごと捨てました。もちろん、アパートの管理人から怒られましたけどね。そのほか、使用済みの生理用ナプキンを放置していたら……(以下自粛)」(女性・28歳・アルバイト)
一人暮らしは気楽な一方、底なしに怠ければ後からの代償は大きい。気を付けたい。 <取材・文/日刊SPA!取材班>
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