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「爆買い終了」本当の原因はボッタクリ!? 中国人観光客がうんざり

 中国の旅行代理店はツアー価格に利益を乗せず、現地でツアー客を誘導した免税店や飲食店からのキックバックで収益を確保するというビジネスモデルを長らく続けていた。だが、噂が中国のネットやSNSで広がり、キックバックシステムを嫌う中国人観光客が増えたのだ。 「上海発2泊3日で1800元(約3万円)というキックバック抜きでは成立しないような激安ツアーは今もある。何で収益を得ているかというと、一日ひとり当たり800元(約1万3000円)の“追加料金”を支払えば、自由行動ができるというオプションです。追加料金と引き換えに自由を選ぶツアー参加者は、美術館巡りや登山をしたりしています。観光テーマに応じた20人以下の小規模ツアーも多く、個人旅行者の割合も増えたことで、中国人観光客の日本での過ごし方が多様化しています。百貨店や大型免税店に爆買い客が集中する時代が終わったと思います」(手配業務を受託する旅行会社の社員)  一方、周氏は中国人観光客が抱える疑心暗鬼が、財布の紐を固くしている面もあると話す。 「爆買いブームに乗り、百貨店や小売店では中国語対応スタッフを配置したり、中国人に人気の商品を充実させるなどの企業努力を行った。でも、これが仇となった。キックバックの横行で『中国人相手の店は割高』という負のイメージが定着。今や小売店でも飲食店でも『中国語表示のある店には行かない』という観光客も多い」  中国人による爆買いは、消えたわけではなく、一極集中型から、対象や場所が分散したようだ。 取材・文/奥窪優木 ― [爆買い終了]の原因はぼったくりだった! ―
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