大谷翔平(日)山田哲人(ヤ)が新三役に昇進!’17年「日本野球界番付」決まる
プロ野球全選手の番付を決める「2017年日本野球界番付編成会議」が2月11日、大阪市内のホテルで開かれた。
この会議は前年のプロ野球全選手の成績や過去の実績を相撲の星取りに換算し、毎年3月に相撲番付と瓜二つの「番付表」として発行しているもので、今年で25年目の節目を迎えた。
※参考記事:「全プロ野球選手を格付け!23年の歴史を誇る野球番付製作者のこだわり」
大相撲の番付編成会議と同様、全国から集まったマスコミ関係者や、野球ファン、相撲史研究家など30人からなる好角家ならぬ「好球家」が約5時間にわたって、まさに口角泡を飛ばす議論を繰り広げた。記者も昨年から評議員となり、編成会議に参加している。
横綱空位のまま迎えた、25回目の編成会議だったが、西の正大関・黒田博樹(元広島)の引退、カド番大関であった杉内俊哉(巨人)は昨年登板なしの「全休」で小結陥落。同じく大関・阿部慎之助の関脇陥落で、2017年は2年連続の横綱不在の場所となる。
一方で、昨年、西前頭12枚目だった山田哲人(ヤクルト)は史上初の2年連続トリプルスリーの成績が、14勝1敗の成績と換算され、一気に小結へと上り詰め「三役入り」となった。
昨季、投手で10勝、打者で打率.322、22本塁打の成績を残した大谷翔平(日本ハム)は「選考に困る力士」と評議員の評価が割れるなか、十両成績が15勝全勝と評価され、東十両筆頭から西小結へ大昇進を果たした。
また、同学年のライバルで、3月に始まるWBCでは大谷に代わる先発投手として期待のかかる藤浪晋太郎(阪神)は、昨年は番付上でも西の十両筆頭とほぼ肩を並べていたが、今年は前頭15枚目止まりと明暗を分けた形となった。
「神ってる」で昨年大ブレイクを果たした鈴木誠也(広島)は三段目から幕下を飛び越え西十両14枚目に。最多勝、最高勝率のタイトルを取った、野村祐輔(広島)は「幕下全勝優勝」と評価され、幕下東23枚目から十両東3枚目に。WBCで活躍が期待される筒香嘉智(DeNA)は幕下西24枚目から東十両4枚目にそれぞれジャンプアップした。
大谷翔平は「十両15戦0敗、全勝優勝」
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