サプリで本当に熟睡できるのか? 暴飲暴食、乱れた生活の女性32歳が検証してみた
仕事に遊びに飲み会と、何かと忙しい社会人は生活が乱れがち。昨今では日本人の3人に1人は自分の睡眠に不満を持っているともいわれている。実際に、寝ぼけ眼で通勤しては会議の最中にウトウト……なんて人も多いのではないだろうか。それもこれも思い通りの睡眠を得られれば解決できるのでは? そんな社会人共通の願いを叶える方法がないのか探るべく、巷にあふれる快眠メソッドを記者が実際に試してみた!
お酒を飲みだすと食欲も止まらなくなり、ついつい暴飲暴食の日々を繰り返す私、記者R(32歳・女性)。アルコールは入るわ寝る直前も食べるわで睡眠の質が良いわけはなく、睡眠記録アプリ(※)で測定した通常時の値は睡眠時間が5時間半で、熟睡度も58%と、予想通り低調な結果に。
もはや今の生活習慣から抜け出すのは諦めているが、サプリなら手軽に快眠を手に入れられるのでは!?と考え、睡眠に効果があるという「グリシン」と「メラトニン」を購入。それぞれ3日間服用することにした。
グリシンから試してみると、睡眠時間5時間26分、熟睡度71%と若干の改善にとどまった。健康ブログ「パレオな男」管理人でサプリにも造詣の深いYu Suzuki氏にアドバイスを求めたところ、「グリシンには体温調節効果があり、火照りで眠れない人には有効です。ただし、肉や魚など動物性タンパク質に多く含まれているので、食事で摂れている人には効果がないですよ」とのこと。そもそもグリシンは足りていたのかも。
続いては「体内時計を整える効果があり、生活が乱れている人ほど本当に効きますよ。最初は用量の半分から始めてもいいかも」とSuzuki氏も推すメラトニン。すると時間こそ変わらないものの、半分の服用で熟睡度80%という結果が。それも自然な眠気で眠ることができた。翌日も85%で、やはり効果アリ。同時に己の生活の乱れも実感する結果となった。
【測定ルール】
・布団に入る時間を一定に
・摂取アルコール、カフェイン量を一定に
・数値を睡眠記録アプリで測定
●検証結果
睡眠時間:約330分→約338分
熟睡度:58%→85%
※数値の測定には、Android/Appアプリ「熟睡アラーム」(©C2)を使用。ただし効果は記者の主観に基づいており、数値もあくまで目安です。また、複数回検証したものは、最も効果が高かった結果と比較しています。
― 最強の睡眠を決定![快眠メソッド]を実際に試してみた ―
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