更新日:2022年08月25日 10:12
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家電や食事を安くする禁断の裏ワザ…ポイント二重取、永久無料クーポンetc.

裏ワザ 真正面から価格交渉を行い、モノやサービスを安くしてもらう一方、値切りには裏ワザ的な手法も存在する。  月刊誌『裏モノJAPAN』(鉄人社)編集部の山野祐介氏は、“少しでも得する方法”のリサーチをライフワークとする人物。家電量販店で、ポイントをゲットするにしても裏ワザがあるという。 「『満足できなければ全額キャッシュバック』的なキャンペーンがあるでしょ。商品を家電量販店で買っても返金してもらえば、量販店のポイントは残る。これだけで別のアイテムを買えちゃいますよ」  さらに、最近は特定の商品を「Apple Pay」で決済したときに適用される、キャッシュバックも“おいしい”のだとか。 「クレカ会社のキャンペーンを利用するんです。例えば、約5万円のダイソンの掃除機を買うときに、Apple Payで支払えば、量販店ポイント8%+クレカポイント1%+キャッシュバック10%で、計9500円分が還元。カード決済で量販店のポイント還元率が下がっても元が取れます」  格安物件探しにもコツが。 「値下げでなく安い物件を探す方法ですが、住宅情報サイト内で『心理的瑕疵』と検索してみてください。出てくるのがいわゆる事故物件です。エリアを指定すれば相場より安い部屋がたくさん出てくる上、すぐに内見や契約までこぎつけられます」  家電、住宅と続いて、なんと食事に至ってはタダで……。 「ある出前アプリはクーポンコードを入力すると、初回注文が1700円引きになるんです(配送料380円がかかるため実質1320円引き)。で、これには抜け穴があって、新規アカウントを作れば初回クーポンが永久に利用できてしまう。必要なのは電話番号(デタラメでOK)と使い捨てられるクレカですね。LINE Payとか(笑)」  これは悪用厳禁のワザ。表があれば裏もあり。得する方法は正攻法で値切るだけではないのだ。 【山野祐介氏】 裏モノJAPAN編集部。体験ベースの欲望追求マガジンの編集者。得する系の特集やルポ記事も多数担当。また、連載「1日だけ食費0円生活」も受け持っている。ツイッター→@yamanoyy 取材・文・撮影/SPA!価格交渉班 ― 価格交渉どこまで値切れるのか? ―
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