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月収4000万円→無収入へ…。YouTuberで再ブレイクしたヒロシが語る“生きがい”

ヒロシ氏

淡い夢を抱いて人生楽しめ!


「ヒロシです」の自虐ネタで’00年代にブレイクしたヒロシ氏。人気絶頂期には月収4000万円を稼ぐも、浮沈の激しい芸能界。過去には低所得どころか無所得になった時期もあった。

「テレビに出なくなると落ち目扱いされて、“俺はこのままバカにされて死んでいくのか”と思い悩んでいました。でも、趣味のキャンプとその記録動画をアップしていたら、それが仕事につながってきたんです」

 ’15年3月、キャンプの様子を淡々と映したYouTubeチャンネル「ヒロシちゃんねる」を開設したヒロシ氏。自身の予想を上回る好評で、現在の登録者数は35万人を突破している。

「人間ってある程度の年齢になると、何かしら生きがいを持たないと辛いですよね。それがモヤモヤした現状の突破口になるんだと思いますが、仕事が生きがいとはなかなか言い切れない。僕の場合は趣味のキャンプとその動画をアップすることでした。誰しも自分が好きなことをやる時間が必要だし、さらに今は“それを人に見てもらうこと”が大切だと思います」

 もし自分が会社員でもYouTubeをやるだろうとヒロシ氏。

「休みの日に釣りに出かけて、GoProで撮影したいですね。自分の動画を配信した後にコメントが一つでもついたら嬉しいし、あわよくば5000円、1万円くらいの小遣いが手に入るかも。こうして淡い夢を持つことで生活にハリが出る気がします」

 そうはいっても、懐だけでなく精神的にも余裕のないおじさん世代は腰が重いものだ。

「だからこそ自分が本当に面白いと思うことをやるべき。おじさんもスマホは好きでしょ? ゲームに課金するくらいだったら、ちゃんとしたコンテンツじゃないといけないとか言わずに、とりあえず動画を撮ってみてほしい。今はアプリで簡単に編集できるので」

“生きがい”を持つことでモヤモヤした現状が突破できる


 気負わずに作ったくだらない動画こそ、ウケる可能性があるとか。

ヒロシ氏「地味なおじさんが酒を飲みながらぶらぶら旅行する動画もはやってるし、何がウケるかなんてわかりません。例えば上司の説教とか奥さんのガチギレみたいな修羅場の録音だけでも、僕は見たいですね。視聴者に共感や優越感が芽生えるコンテンツは寄せられるコメントも多いので、やっていて楽しいと思いますよ」

 たとえ今が八方塞がりでも、淡い夢を抱き続ければ、それが生きがいになるかもしれない。

【ヒロシ氏】
’72年、熊本県生まれ。自ら撮影、編集を行うYouTubeチャンネル「ヒロシちゃんねる」が話題に。近著に『働き方1.9 君も好きなことだけして生きていける』。BS朝日『迷宮グルメ異郷の駅前食堂』レギュラー出演中

<取材・文/週刊SPA!編集部>
― [低所得おじさん]の絶望 ―





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