更新日:2023年04月18日 10:57
デジタル

スマホの紛失&盗難に備えてやるべきこと。パスコードだけでは不十分だった

 PINコードは3回入力するとロックがかかってしまうので、絶対に適当に入れないこと。既定のSIM PINは4~5パターンしかないので、ネットの情報を見て適当に入れてしまう人がいるが、オススメしない。3回間違えてロックがかかってしまうと、解除にPUKコードが必要になってしまう。一定時間待てば直るというわけではないので注意が必要だ。  既定のPINを入力したら、SIM PINが有効になる。続けて、SIM PINを変更しよう。既定のPINを入力した後、任意の4桁を設定すればいい。

SIM PINをオンにする。その際、既定のPINを入力する

「PINを変更」をタップし、古いPINと新しいPINを入力する

 Androidの場合はセキュリティ設定の中に「SIMロック」設定がある  これで、SIMを差し替えたり、端末を再起動したときに、SIM PINの入力が求められるようになる。認証しない場合は、電話をかけたり通信することはできないので、不正利用されずに済む。

起動時に、SIMのPINコードを求められるようになる。こちらはiPhone

こちらはAndroid

 スマホを再起動したときにPINを入力する手間はかかるが、不正アクセスされなくなるというのは心強い。特に海外旅行に持って行く前には、設定しておきたいところ。  ちなみに、SIM PINの入力を3回間違えてロックされた場合、PINロック解除コード(PUKコード)が必要になる。これは、SIMカードの台紙に書かれていたり、通信キャリアのユーザーページから確認したりできる。万一に備え、トラブルが起きる前に確認し、メモしておくことをオススメする。PUKコードの入力を10回間違えると、完全にロックされ、有償でSIMを交換しなければならなくなる。繰り返しになるが、SIM PINやPUKコードは、適当に入力しないように注意しよう。
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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