台風の間、海外にいたら現在進行形で日本に帰れない…旅行会社の定刻フライトOKは要注意
10月10日からシンガポールに出張に来ていたのですが、本日10月12日、21時50分のJAL便で帰国する予定でした。台風のニュースは毎日見ていましたが、日曜日の朝方には収まる予報でしたので、飛ぶと予想していました。
12日当日も、購入した旅行会社のホームページを見ても定刻フライトOKでした。わざわざ10月12日時点での情報、と書いてあります。そこで、ホテルをチェックアウトしてチャンギ国際空港に向かいました。
検索すると、「アエロテル トランジット ホテル ターミナル 1」というホテルが見つかりました。なんと、 チェックインして出国手続きを終えた後の制限区域内にあるホテルのようです。狭くても清潔のようで、JAL提携のラウンジにも行けますし、なんかわくわくします。Booking.comのアプリで値段を見ると、12時間で400ドルくらいするので、ぎょっとしました。ほかのターミナルやタクシーで移動するなら200ドルくらいで見つかるのですが、朝も早いし仕方ありません。予約しました。
18時にアーリーチェックインに出直したところ、またうまくいきません。「キャンセルされた」と言うのです。21時50分発のことを言っているならわかっていますが、午前6時の便のことだそうです。「代替は?」と聞くとわからないというので、慌ててJALのカウンターに行ったら、長蛇の列でした。13日到着便は全部キャンセルになったというのです。
仕方ないので、列に並んで振替便をお願いしました。運よく、2日後の昼便で最後の1席を押えることができました。他の方たちはグループだったり家族だったりして、もっと遅い便になったようです。
さて、2日後ということは、12日の夜は空港で出国手続きができません。空港内のホテルをキャンセルしようとしたら、100%のキャンセル料がかかるというのです。電話してホテルに泣きついたら、Booking.com経由なのでこちらからはどうしようもないというのです。そこで、キャンセルし、Booking.comにお願いメールを送りましたが、まだ返事は来ていません。
続いて、エクスペディアでホテルを探して予約し、Grabアプリでタクシーを呼んで向かいました。最悪なのが、18時にチェックインに向かう途中で、カジノで勝ったシンガポールドルをすべて円に両替してしまったのです。今後2日間、カジノで使うお金はまたクレジットカードでキャッシングすることになり、手数料の往復ビンタを食らうことになりました。ものすごい出費です。
ラウンジで少し仕事しようとしたので早めに到着し、アーリーチェックインをしようと思ったのですが、うまくいかないようでわらわらと人が集まってきました。21時50分のフライトが翌日の午前6時に伸びたので、「JAL便の人は(アーリーチェックインでも)18時に出直してこい」と言われました。
仕方ありません。さっそくチャンギ国際空港で夜を明かすテクニックを検索したところ、最新の空港ですが、意外と夜を明かすのには向いていない、という情報が出てきました。横になれる椅子が争奪戦になるそうです。カジノでそこそこ勝っていたので、すでに午前4時でしたが、ホテルに泊まることにしました。
チェックイン前にホテルを確保したところ……
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お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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