更新日:2023年05月24日 15:27
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キャバクラの自粛要請で大阪にも影響が…熟女キャバ嬢たちの声

シフトを減らされ、仕事を探す嬢も

 一方で、梅田の熟女キャバクラに勤務するエリコさん(仮名・33歳)は、先週から週5だった出勤が週3日に削減。現在、自宅でできる仕事を探しているというが……。 「これを機に昼の仕事に戻ろうかなと思って、家でできる仕事を探しているんです。クラウドソーシングサイトを色々見ているのですが、こんな時期だからか報酬も安くて微妙な案件ばかりですね。友達の20代のキャバ嬢はイチナナチャットとかライブ配信アプリでちょっとセクシーな部屋着を着て投げ銭で稼いでいる子もいますが、そんな元気ありませんね……。  キャバの仕事って毎日出勤しているときはやる気も出るんだけれど、出勤を減らされると急にやる気がなくなってしまうというか。今は休みの日はずっと家の中でパジャマでダラダラ過ごしています。こんな状況だから外出することもできないし、何より面倒くさい。多分、今回の自粛で夜上がるキャバ嬢も増えるんじゃないかなと思います」
歌舞伎町

新宿・歌舞伎町も閑散としていた(3月下旬、筆者撮影)

 1日、新宿・歌舞伎町で感染者が急増していると報道され、今後ますます自粛が強化される可能性もある。事態が収束する頃には閉店する店も辞めていくキャバ嬢も出てくるかもしれない。夜の街にふたたびネオンが灯るのは、いつになるのだろうか。<取材・文/カワノアユミ>
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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