更新日:2021年03月13日 18:08
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現役東大生が実は参考にしている「勉強になるYouTube動画」ベスト3

2.見ると掛け算が早くなる動画

 次は「見ると掛け算が早くなる動画」です。 これは数学の勉強がなかなかうまくいかない、数学が必要なんだけど計算がどうしても遅い、なんて人に観てもらいたい動画です。  出演していらっしゃるのは東大医学部卒の河野玄斗さん。弁護士資格と医師免許の両方を持っているという、まさに雲の上の方です。普通に生きていたら、まずお話しを伺うことなんてできない人の授業をタダで受けられるなんて、YouTubeがなければありえないことですよね。  この動画でお話しされているのは「計算が早くなるコツ」です。 「計算スピードなんて早くなったところで意味あるの?」と思うかもしれません。しかし、実は計算のスピードは一般的に思われている以上に大事なのです。

計算スピードが数学の成績に直結するワケ

 計算スピードが遅くて数学が得意になることはほとんどありえません。テンポ良く計算できないと、ある一定のレベル以上に数学のスキルは伸びないのです。  たとえば、東大の文系数学の試験の100分間の中では、四則演算を700回以上行います。理系の試験や、多い年の問題なら1000回以上は解くことになります。一回の計算に平均して5秒もかかったとすると、計算だけで3500秒……すなわち、1時間近くが取られてしまいます。  100分しかない試験時間のうち、半分以上をただの計算作業に捧げてしまっては、まともに問題を解くことはできません。このスピードが遅いというのは、もはや勝負の土俵にすら立つことができないということなのです。  もし計算速度でお悩みならば、この動画を観て、紹介されているコツを実際に使いながら繰り返し計算の問題を解くことで、計算スピードをどんどん上げていくことをお勧めします。  もちろん観ているだけでは身につきませんから、どんどん実践していき、その中で一歩ずつスピードを上げていくといいのではないでしょうか。
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うろ覚えな経済用語を解説
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1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。(Xアカウント:@Temma_Fusegawa

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