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現役東大生も絶賛する「本当に勉強になるゲーム」ベスト3

〇「レッド・デッド・リデンプション」シリーズ

レッド・デッド・リデンプション2

レッド・デッド・リデンプション2

 レッド・デッド・リデンプションシリーズは19世紀末~20世紀初頭のアメリカを描いた作品です。この頃のアメリカは大陸の開拓もほぼ終了しており、いわゆる西部劇のような空気感が失われつつありました。  そのような状況下で元ギャングであったり、無法者であったりする主人公たちがたくましく生き抜くさまを描いているのが、これらシリーズの特徴となります。  昔ながらの日本式のRPGはストーリーの進行度によって行ける場所が限られているものが多いのですが、このゲームは違います。  基本的にゲーム内で見える場所なら、いつでもどこでも自由に行きたい場所へ行くことができる、いわゆる「オープンワールド」になっています。  その広大な世界の中を、主人公たちは時に犯罪行為にも手を染めながら自身に起きる事件の解決のために奔走することとなります。  そう聞くと、なんだかガラの悪いゲームのように思われてしまうかもしれません。でも、実はこのゲーム、アメリカの名門大学であるテネシー大学にて、正式に授業の題材として扱われるのです。

アメリカ史を知るきっかけに

 この授業を担当するTore Olsson氏によれば、このゲームは「20世紀初頭頃のアメリカ史の諸問題にうまく触れている」とのこと。  もちろん現実にあった諸問題や事件を正確に描いているわけではなく、歴史的に不正確なところも数々あるそうですが、実際の歴史に触れるためのいいきっかけにはなるのだそうです。  最近、アメリカの社会情勢の不安定さが騒がれるようになっていますが、社会人になって何か勉強をしてみたいと思っている方はぜひプレイしてみてはいかがでしょうか?
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ギリシャとエジプトの歴史を学ぶ
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