出会い系アプリで知り合った女性が未成年とは知らずに…ある会社員の転落人生
できることなら平穏な毎日を過ごしたいものだが一寸先は闇。意図せずとも、事件の当事者となる危険性は誰にでもある。逮捕されてしまうとどうなるのか? サラリーマンの実例を刮目して見よ。
最近は出会い系アプリを使った買春が盛んだが、注意したいのが未成年とは知らずに手を出し、淫行条例で後日捕まるケース。
「3年前のある日、仕事中に携帯電話が鳴り、出ると警察からでした。『〇〇さんという人を知っていますか?』と言われたのですが、アプリで知り合って3度関係を持った女性の名前だったので、心臓が止まりそうになりました」
そう振り返るのは、大手化学メーカーで働く山井潤さん(仮名・39歳)。「詳しい話を聞きたい」との任意の事情聴取に応じるべく警察署に行くと、突きつけられたのは彼女が高校1年生であること、そして自身に青少年保護育成条例違反(淫行)の容疑がかかっていることだった。
「20歳の女子大生と聞いていたので頭が真っ白になりました。しかも、警察は『あなたは彼女が未成年であることを知っていた』と言い、知らなかったという私の供述を信じてくれませんでした。警察には『あなたが未成年だと知らなかったことを証明できるものはありますか?』と尋ねられましたが、そんなものはない。これ以上大ごとにするようなマネは避けたいし、知っていることにしちゃえと思い、調書にサインしました」
出会い系アプリで淫行。妻バレで離婚に
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