どっちが幸せ? 年収600万円“ドケチ”節約男vs年収400万円“リア充”放蕩男
年収400万円vs年収600万円ではどちらが幸せか――。単純にお金だけを比較すると、手取り月収で約10万円(ボーナス3か月分で算出)の差があり、年収600万円のほうが幸せということになる。しかし、この年収200万円差を埋めるためにはさまざまな労苦を背負い、幸福度を下げなければならないケースも。そこで35~45歳のサラリーマン男性300人にアンケートを実施。年収200万円差を埋める幸せの条件とは?
<どっちが幸せ? 35~45歳のサラリーマン男性300人アンケート>
●ドケチ節約男のほうが幸せ 59%
1位 老後が心配だから
2位 贅沢しなくてもいい
3位 貯金ができる
●リア充放蕩男のほうが幸せ 41%
1位 毎日楽しく生きたい
2位 いつ死ぬか不明
3位 ドケチは嫌い
人生いつ死ぬかわからない。今をどう生きるかだ――。格好よく言えばそうだが、老後をどう考えるかがテーマの同対決。相反するライフスタイルでアンケート上の軍配が上がったのは年収600万円のドケチ節約男(59%)だ。出費を極限まで抑えた貯蓄重視型の生活は、安定性という点では疑いの余地がないが、その倹約の日々は決して羨ましいものではない。まずは節約を信条とする年収600万円の郵便局員・菊池祐介さん(仮名・42歳)のドケチぶりを覗く。
「職場近くの総合病院のロビーに自由に使えるウオーターサーバーがあって、休憩時間にいつもそこで持参した500mlのペットボトルに詰めていました。けど、気がついたら毎日ペットボトル5本分の水を入れるようになっていて、ある日『当病院の利用者以外の使用を禁止します』って紙が貼られちゃった。事実上の出禁。今は新たに見つけたパチンコ店のウオーターサーバーを利用しています」
まさに水泥棒と言われんばかりだが、本人は気にする様子もない。
「お金は払おうと思えばあるけど、使いたくないんです。だから、今も実家暮らしだし、20年間貯め続けた貯金は今や5000万円。もっと頑張って倹約して、定年までには1億円貯めたいですね」
これに対して「老後の心配をしていたら毎日が楽しくない」と年収400万円でリア充放蕩生活を送るのが、福祉関連会社に勤める独身貴族の上村克敏さん(仮名・41歳)だ。貯金残高は40代にして50万円。しかし、それも年末の海外旅行代だという。
年収600万円・ドケチ節約男vs年収400万円・リア充放蕩男
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