歌舞伎町で噂の「幽霊ラブホ」に泊まってみた…
―[[エロ都市伝説]の真贋に迫る!]―
妄想と欲望が入り交じったエロ都市伝説。古今東西ありとあらゆるものが噂されているが、その多くは謎に包まれたままだ。そこで今回はぶ厚いベールを剥ぎ取り、下世話な伝説を丸裸にするべく、気になる真相を徹底検証した!!
<オカルト編>
◆殺人事件のあったラブホに幽霊が出没
歌舞伎町の風俗嬢・立ちんぼの間で噂される幽霊ラブホが、ハイジア通りに並ぶ「A」だ。
彼女たちの証言をまとめると、「’81年に3人の女性が殺された“歌舞伎町ラブホテル連続殺人事件”の被害者が夜中に出る……」という。
確かに’81年には歌舞伎町のまさしくこの界隈のラブホテル3軒で殺人事件が起きている。「A」の名はその3軒の中には見当たらないが、改称しているのだろうか。
さっそく深夜の「A」に潜入した。
築年数は推定40年以上。古びた和風旅館的な佇まいが特徴的。こぢんまりした受付には小さなお婆さんが一人。宿泊を告げると、渡された鍵には何故か大きな鈴。鈴の音は、邪悪な霊には魔除けになるという説があるが、まさか……。
怯えながら入った2階の部屋は、約8畳ほどながら大きなキングサイズベッドが占拠し、かなり狭め。特に不気味さは感じないが、四方八方、天井までも鏡に囲まれているのが少々気になる。
とりあえず風呂に入り、テレビのピンクチャンネルを見て一人寂しく抜いていたら目を疑う光景が! 周囲の鏡が“合わせ鏡”のようになり、股間に手を当てた自分の姿が無限に広がっていくのだ!! 気色悪いにもほどがある。
疲れ果てベッドで寝たが、朝方まで特に心霊現象は起こらず。帰り際、せっかくなので受付のお婆さんに鍵の鈴の意味を尋ねた。
「チリンチリンという音が聞こえれば、あ、お客さん帰るんだな、と気づくでしょ?」
ズッコケそうになったが、心霊現象については「あぁ……」とそれ以上は語らぬ婆さんだった。
― [エロ都市伝説]の真贋に迫る! ―
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