師走である。一年を振り返りやり残したことはないか。個人的に未開拓のジャンルがあることに気がついた。シーシャである。
近年、男女を問わず若者たちに人気。SNSでも「シーシャ行きたい」なんて投稿をよく見かける。
各地に続々と新店が生まれているが、「歌舞伎町に良い店ができた」という情報を知人の夜遊び通にも聞かされていたのだ。とはいえ、いったい何が魅力なのか。自分の目で確かめるべく、足を運んでみることにしたのだ。
美女に囲まれながら極上のチルタイム
その店は、「歌舞伎町一番街」のアーチをくぐって真横のビル10階。じつは、ここが“魔界”への入り口だったのだ……!
「ようこそ! マイダ~リン!」薄暗い店内にネオンサインが煌々と輝く。そこに姿を現したのはサキュバスに扮した妖艶な美女たちだ。おお、露出度高めで素晴らしい。今回訪れたのは、シーシャBAR「サキュバス&エンジェル ABYSS歌舞伎町店」。
そもそもサキュバスとは、男性を夢の中で誘惑する悪魔の使いなんだとか。同店は彼女たちを目の保養にお酒を飲みながらシーシャまで嗜めるとのこと。また、基本的にはソファ席なので、ゆっくりとくつろげるのだ。
魅惑的な世界でストレスを発散!
ちゅんさん、いちごみるくさん、あやかさんの3人と「サキュバスキッス!」のかけ声で乾杯。これで正式にダーリンとハニーの関係が結ばれたのだとか。しばらくすると、シーシャが運ばれてきた。 ノンニコチンはもちろん、さまざまなフレーバーがあり、オプションで吸い心地を冷たくする「アイスホース」や「アルコール」など、自分好みのアレンジが可能。初心者の僕にあやかさんが優しく手ほどきしてくれる。続いて、いちごみるくさんがお手本を見せてくれたのだが……。 「シーシャを吸っている表情がエロいってよく言われます」 思わず、よからぬ妄想をしてしまう(笑)。そんな僕に吉報が入る。新規客にはチップが無料で5枚ついてくるので、サキュバスたちの胸やお尻など、衣装の好きな場所に挟んでいいのだとか。魅惑的な世界でストレスを発散!
ただし、注意点がある。いちごみるくさんが続ける。
「直接触れてしまうと、人間界に戻れなくなってしまいます!」
サキュバスたちはノリが良く、盛り上げ上手なコばかり。これまで自粛生活で鬱憤が溜まっていたが、年末ぐらい景気良くいきたいものである。そんな夢のような時間があっという間に過ぎていく。店を出る頃には、あらゆるストレスから解放された気分だった。 今年も残すところ僅か。多くの人が仕事の整理に追われているかもしれないが、シーシャでひと息つくのもいいだろう。【サキュバス&エンジェル ABYSS歌舞伎町店】
住:東京都新宿区歌舞伎町1-23-15 SUZUYAビル10F
電:03-6547-6578
営:17:00~23:30(月~木・日)17:00~翌5:00(金土)
料:60分4000円(新規3000円)飲み放題、シーシャ1台2000円
※詳細はTwitter(@SA_shinjuku)にて随時更新
※営業時間や定休日が変更になる可能性があります。最新情報は店舗にお問い合わせください
撮影/長谷英史
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マエザワ エロ本出版社出身、元ギャル男雑誌編集者。無類の外国人好き。趣味は「夜の国際交流」
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