事前予約で日産リーフに完勝!なぜテスラの新型EVは同程度の価格でもリーフより航続距離2倍が可能なのか?
そもそもテスラが使用するバッテリーは、パソコンなどに使用する汎用品につき、コストダウンが可能というのが一つの理由でありましょうが、もう一つはアメリカにおけるCO2削減クレジット売買益と考えられます!
カリフォルニア州では、企業間でCO2排出権が売買されております! テスラはEVしか生産しておりませんので、これで莫大な利益を得ると言われておるのであります!!
加えてテスラは、モデル3に40万台の事前予約が入ったことで、将来的に1兆5000億円の売り上げを得る計算でありまして、これで株価が暴騰すれば資金調達は青天井。まだ年産約5万台(トヨタは約1000万台)の小メーカーでありながら、アメリカ的大物量作戦が展開可能。涙であります!
そこで本誌特別取材班は、横浜の日産本社より最新鋭のリーフを借り出し、航続距離のテストに向かったのであります! 目的地は横須賀の「記念艦三笠」であります!! 日本海大海戦でロシアのバルチック艦隊を破った当時の旗艦。我が国の栄光の証言者であります!
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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