ホテルマンに聞いた「高級ホテルで好かれる客/嫌われる客」
「好かれる客/嫌われる客」を探るべく、プロの本音に迫るシリーズ。あなたも気づかぬうちに迷惑客になっているかも?
普段あまり馴染みのない高級ホテルでは、単に宿泊や食事をする場所ではないというのが好き嫌いの判断基準となるようだ。
「例えば玄関では、『アレ運んで』という指示ではなく、天気や季節の会話を楽しむ。レストランであれば『コレ下げて』ではなく、『素材の産地はどこか』、『どういうシェフが作ったのか』といった“コミュニケーション”が好かれます。
そもそも単純な作業は言われなくとも、こちらから気づきます。ホテルマンも人間なので、大阪のおばちゃんのように、積極的に声を掛けてくださり、ちゃめっ気がある方には親近感が湧きますね。お互いが尊敬できる相手だからこそ、心地よい空間が生まれるのです」
そう語るのは老舗で働くホテルマン。若干スノッブな雰囲気が鼻につくが、そこはプロ。嫌われる客にもサービスは変えないという。
高級ホテルで「好かれる客/嫌われる客」
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