“けん玉”がここまでスタイリッシュに!? 世界が驚愕けん玉パフォーマンスユニット「ず~まだんけ」
ストリート系ファッションに身を包み、クラブミュージックに合わせて踊る。手には懐かしのけん玉。しかしそのけん玉をよく見ると……紐がない! 紐なしのけん玉を自在に操るのは、けん玉パフォーマンスユニット「ず~まだんけ」。アクロバティックな技やシンクロ技。既成概念にとらわれないけん玉が今、注目を浴びている。
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このけん玉ブーム、実は海外からの逆輸入。6~7年前、欧米人がけん玉をプレイする動画が火付け役となり、日本でも2~3年前から若者を中心に急速に広まった。海外のけん玉競技人口は100万人ともいわれ、「けん玉ワールドカップ」の来場者は3万8000人(’14年)。けん玉人口は確実に増えつつある。
「外国の方は、『ナニコレ!?』という驚きからハマるケースが多いです。けん玉は100年の間、海外になかなか輸出されなかった稀な日本文化。海外でももともとジャグリングの文化はあったので、“ジャンルとしては知っている、でも新しい”という感覚だと思います」(コダマンさん)
アメリカでは特に中高生に絶大な人気を誇る。
「プロになりたいという人が多いんです。ほかのスポーツと違って、2~3年で世界のトップになることも可能なので、夢を持ちやすいんだと思います。逆に日本では中高生のプレイヤーは少ないんですよ。ほとんどが小学生か大人です」(イージーさん)
海外では、プロモデルをつくり、けん玉動画を拡散して、売る、というビジネスもできている。
「けん玉の種類もすごいですよ。昔は玉が赤、青、黒とかだったのが、今は何百種類。大きさや素材も柄もさまざまで、ラバー加工されたもの、ペイントされたもの……プレイヤーは木の素材や重さにもこだわるので、ニーズが尽きないです」(コダマンさん)
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