更新日:2019年03月05日 00:39
お金

年末の大掃除で小遣い稼ぎ! こんな物も売れるの?――男のリサイクル最新事情

2.バッグはバブル時代に購入したヴィトンでもOK!

 バッグも、時計の次に高値な買取り価格が見込めるアイテムであるらしい。 「リクルートバッグやファストファッションのスーツ店で置いてある品でさえ、しっかりしたレザー品などであれば、査定に出してみる価値アリ。  ビジネスバッグでは、TUMI(トゥミ)や、長期出張で使うことの多いRIMOWA(リモワ)のキャリーケースが人気です。  またカジュアルなバックパックほか、レザーではないポーターも大丈夫。コロンビアやノースフェイス……のアウトドア系バッグや、 パーリーゲイツやキャロウェイ……のゴルフ系バッグなどもOK。  ヴィトンのボストンバッグや、プラダのナイロンリュック、ナイロンポーチなど、バブル時代に流行った古いアイテムでも男性・女性からの人気はいまだに高く、充分に重要があります」(杉さん)

3.2万円以上で購入したビジネスシューズは捨てずに売れ!

年末の大掃除で小遣い稼ぎ! こんな物も売れるの?――男のリサイクル最新事情 「靴は売れない」という固定概念を持つのは男性だけじゃなく、女性にもまだ多いという。でも、それは大間違い! 「マメなケアさえ怠らなければレザー製の靴は一生モノ。さらに、ビジネスシューズは奇抜なデザインではなく”定番”が多く、それはすなわち汎用性があるから『再販スピードがある=高く買える』ということにつながる。踵(カカト)やソールの減りやオイルの手入れなどを怠らなければ、高値の取引も可能です。  靴の査定は、インソール(靴の中)と外側のコンディション(つま先やかかと部分)が買い取り価格を左右するので、パッと見だけで判断するのは早計。アウトソール(靴底)は極論、試着するだけでも擦れるものなので、傷があって当たり前。『20,000円以上で購入したビジネスシューズは捨てずに売れ!』が我々の業界内では“常識”なのです」(杉さん)
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革小物やスーツもあきらめるな!
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大阪府生まれ。年齢非公開。関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッション・学年誌・音楽&美術評論・人工衛星・AI、さらには漫画原作…まで、記名・無記名、紙・ネットを問わず、偏った幅広さを持ち味としながら、草野球をこよなく愛し、年間80試合以上に出場するライター兼コラムニスト&イラストレーターであり、「ネットニュースパトローラー(NNP)」の肩書きも併せ持つ。『「モテ」と「非モテ」の脳科学~おじさんの恋はなぜ報われないのか~』(ワニブックスPLUS新書)ほか、著書は覆面のものを含めると50冊を超える。保有資格は「HSP(ハイリー・センシテブ・パーソンズ)カウンセラー」「温泉マイスター」「合コンマスター」など

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