「一昔前の熱こそ冷めましたが、クロムハーツやゴローズといったゴシック系のシルバーアクセは、再燃の予感がありますので、『もうイイ年だからこういうのは厳しいな…』と持て余している方は、一度査定を依頼してみてください。 　あと、ネクタイ・ネクタイピン・カフスボタン……といったビジネスシーン用のアイテムも市場は大きいので、捨てるのはもったいない。 　それに、結婚式の引き出物でもらったティファニーのペアグラスセットやら、数年間箱の中にしまったままの品は完全な“新品状態”なので超狙い目です」（杉さん） ――衣料品はおろか、穴あきベルトや靴までにも値が付くって話には、正直驚きました。 杉さん：メンズ品はレディースより「定番アイテム」が多いため、より広い需要があり、高い再販率も期待できます。それが「高く売れて、値落ちしない」一番の理由なのかもしれません。 ――なるほど！　ただ、僕はクルマを持っていないから、ショップまで大量の品を手持ちで分けて持っていくのが億劫だったりするんですよね……。 杉さん：現在は、ほとんどのショップが配送料などを無料にしています。わざわざ店頭に持っていくのが面倒なら、とりあえず売りたい品を全部送ってしまい、買取り店に選別させることをオススメします。良心的なショップだと、1点1点キッチリ鑑別してお値段を出してくれますし、金額に納得できなければALLキャンセルも一部を返却してもらうことも可能。あと、振込も当日だったりするので、そういう条件を前もってショップに確認してから、年末年始のお財布事情も忙しい時期を、”即換金”で乗り切ってみてはいかがでしょう？ 【山田ゴメス】 1962年大阪府生まれ。マルチライター。エロからファッション、音楽＆美術評論まで幅広く精通。西紋啓詞名義でイラストレーターとしても活躍。日刊SPA！ではブログ「50にして未だ不惑に到らず！」https://nikkan-spa.jp/gomesu（PC版）も配信中。著書『クレヨンしんちゃん　たのしいお仕事図鑑』（双葉社） ＜取材・文／山田ゴメス＞ 協力：ラウンジデザイナーズ株式会社大阪府生まれ。年齢非公開。関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッション・学年誌・音楽＆美術評論・人工衛星・AI、さらには漫画原作…まで、記名・無記名、紙・ネットを問わず、偏った幅広さを持ち味としながら、草野球をこよなく愛し、年間80試合以上に出場するライター兼コラムニスト＆イラストレーターであり、「ネットニュースパトローラー（NNP）」の肩書きも併せ持つ。『「モテ」と「非モテ」の脳科学～おじさんの恋はなぜ報われないのか～』（ワニブックスPLUS新書）ほか、著書は覆面のものを含めると50冊を超える。保有資格は「HSP（ハイリー・センシテブ・パーソンズ）カウンセラー」「温泉マイスター」「合コンマスター」など