ライフ

【特別寄稿】福島とチェルノブイリ――現場を撮り続けてきた写真家が考える「25年を隔てたシンクロニシティー」

バイク

放置されたバイク(写真上:福島、下:チェルノブイリ)

観葉植物

枯れる観葉植物(写真上:福島、下:チェルノブイリ)

新聞

震災当日の新聞と事故当日の新聞(写真上:福島、下:チェルノブイリ)

政治家の看板

政治家の看板(写真右:福島、左:チェルノブイリ)

銅像

双葉北小学校の母子像と独ソ戦勝記念碑(写真上:福島、下:チェルノブイリ)

衣服

吊り下げられたままの衣服(写真上:福島、下:チェルノブイリ)

線量計

ホットスポットで警報を発する線量計(写真上:福島、下:チェルノブイリ)

 そこに見出されるのは、人々の暮らしが強制終了された姿、そして領域を広げる野生の姿、いわば原発事故というカタストロフィーに起因した「その後」の紛れも無い事実である。そこには原発事故を境に否応なく始まった、天災や戦災といった我々が想像しうる災いのイメージとは異なる独特の時間が流れているともいえよう。
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福島の明るいニュースも増えてはきたが…
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かさぶた 福島 The Silent Views

福島第一原発周辺街の5年間を、約120枚の写真とともに振り返る。

流転 チェルノブイリ 2007~2014

日本で唯一「その後のチェルノブイリ」を撮り続けてきたカメラマンによる集大成!

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