更新日:2022年08月23日 15:45
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給食に肉を出さない幼稚園、性教育ソングを合唱させる小学校、女子を過剰に優遇する高校――森友学園だけじゃない!? 教育方針がトガりまくってる私立学校

トガリまくりの性教育ソング

東京都・私立小学校Z

※写真はイメージです

「子供から話を聞いて初めて知ったんですけど、道徳の授業で性教育があるじゃないですか。そのときにちょっと聞き捨てならない言葉が盛り込まれた歌を唄うんです。息子とスーパーに行ったときに、急にそれを唄うもんだから、慌てふためいてしまいました」(同校に子どもを通わせる40代母親)  この学校では性教育に関して『タブーなしに・差別せず・自然な形で性について知りましょう』との方針を持っているという。そんな理念をもとに制作されたオリジナル性教育ソングの歌詞を一部抜粋してみよう。 「男性女性、大人になれば異性が気になるのは当たり前(中略)カウパー、カウパー、カウパーでも受精はされますよ(中略)バギナにペニスが挿入されると受精しますよ(以下略)」  こうして文字にするとその奇妙さがより際立つ。たしかに、ここまで直接的な表現ならば、タブーなしに自然な形で性についての知識を得られるとも言えなくもないだろうが…。 「入学時にはたしかに、性教育をしっかりやるとは聞いていました。知識としては重要なことですから、特段気にはしてなかったのですが…。他の親御さんにもこの話をしてみたんですけど、意外にも『しっかり性教育が行われていてありがたいじゃないの』とか『中途半端に濁すよりもよっぽど良い』なんて言う方もおられて。私も強く抗議できないのが現状ですね」(同上)  公立校と違い、経営陣の趣味趣向や意向がダイレクトに反映される私立校。今回取材した学校の様子は、まだまだ氷山の一角なのかもしれない。 <取材・文/日刊SPA!取材班>
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