今年の新入社員は“SNS本位主義”!? 勝手に写真をタグ付けアップでトラブル続出
新入社員がやってくる季節。大卒ストレートで入社してくる場合は1994年生まれが多い彼らだが、どんな特徴があるのだろうか?
スマホの登場は社会に劇的な変化をもたらした。ツイッターやフェイスブックをはじめとするSNSは加速的に普及し、そんななかで育った彼らの人格形成にも大きく影響している。世代・トレンド評論家の牛窪恵氏は次のように分析する。
「休日のすごしかたも、彼らはSNS映えする行動を好みます。旅行先を選ぶ理由も『SNSでウケそうだから』という人が15%ほどいる。何をしたい、買いたいというわけではないけど、『投稿のネタになるから』、『それで友達とコミュニケーションできるから』という理由で行動することも多い」
もはやオジサン世代には理解不能だが、すべての行動原理がSNSベースになっているのだ。過剰すぎる“SNS本位主義”には、当の20代も困惑している。
「仲間内で撮った写真を勝手に上げると『加工したやつ以外NG』と削除するように言われて、あとからガンガン修正したものが送られてくるんです。しんどいけど、周りがそういうノリだから仕方ないんですよね……」(23歳・女性)
勝手にしてくれと言いたいところだが、怖いのはオジサン世代が被害を受けてしまうことだ。
「飲み屋で泥酔している写真を年下の飲み友達に撮られ、知らない間にSNSでタグ付けされてたんです。次の日、それを見た上司が大激怒。その話を本人にしたら、『ゴメン、ゴメン。でも、めっちゃ“いいね!”付いたよ』と、まるで悪びれるそぶりもありませんでした」(40代・営業マン)
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