青森・津軽地方では飲んだあとにカツでシメるのが定番!?
●ふぁーすと食事処
「店名はふぁーすとですが、むしろ最後にかつカレーを食べるために飲み歩いています」(40代・男性)
ある常連客の言葉だ。「ふぁーすと食事処」は、夜中12時を過ぎてからが本番だ。33年前から店を営むのは工藤善治さん。そして息子の直樹さんも手伝うようになった。地元の大学生や若者たちの目当てはボリューム満点のカツ。
「カツが分厚いので、なかまできちんと火が通るように。とはいえ、熱しすぎると今度はかたくなってしまう。そのサジ加減に気を配っています」(直樹さん)
また、かつカレーだけではなく、カツ丼も人気。現在では当時の学生たちが社会人となり、会社の先輩から後輩へ。
「野球部とかラグビー部の学生が、よく部活終わりにユニフォームのまま食べにきてね。そのまま時が経って、サラリーマンになって。今度は家族や子どもを連れてきたり」(善治さん)
こうした伝統のようなものがあり、その味が地元で受け継がれているのだという。最近では、SNSの口コミによって県外から食べにくる人も多いのだとか。
もちろん、鍛冶町でもシメにラーメンを食べる人は多いのだという。だが、せっかく青森を訪れたのであれば、カツでシメるのがオツかもしれない。
<取材・撮影・文/藤井敦年>
明治大学商学部卒業後、金融機関を経て、渋谷系ファッション雑誌『men’s egg』編集部員に。その後はフリーランスで様々な雑誌・書籍・ムック本・Webメディアの現場を踏み、現在は紙・Webを問わない“二刀流”の編集記者として活動中。若者カルチャーから社会問題、芸能人などのエンタメ系まで幅広く取材する。趣味はカメラ。X(旧Twitter):@FujiiAtsutoshi

明治大学商学部卒業後、金融機関を経て、渋谷系ファッション雑誌『men’s egg』編集部員に。その後はフリーランスで様々な雑誌・書籍・ムック本・Webメディアの現場を踏み、現在は紙・Webを問わない“二刀流”の編集記者として活動中。若者カルチャーから社会問題、芸能人などのエンタメ系まで幅広く取材する。趣味はカメラ。X(旧Twitter):@FujiiAtsutoshi
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【しげ作】
住所:青森県弘前市桶屋町65
電話:0172-32-8955
営業時間:11:30~14:00、18:00~24:00
定休:月曜
【ふぁーすと食事処】
住所:青森県弘前市鍛冶町4-3
電話:0172-33-9529
営業時間:18:30~翌3:30
定休:日曜(※不定休)
住所:青森県弘前市桶屋町65
電話:0172-32-8955
営業時間:11:30~14:00、18:00~24:00
定休:月曜
【ふぁーすと食事処】
住所:青森県弘前市鍛冶町4-3
電話:0172-33-9529
営業時間:18:30~翌3:30
定休:日曜(※不定休)
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