更新日:2019年11月08日 15:30
仕事

理不尽に負けないで「成り上がる」にはどうすべきか?/歌舞伎町10億円女社長

奴隷になるか、人生を切り開くか

 とんでもない逆境から力を振り絞って「さて、生きよう!」と思った時に、選択肢は2つです。奴隷になるか、立ち上がって自分の人生を切り開くか。  わたしの人生はこれからも続いていくわけで「成功した」かどうかわかりません。今までも失敗の多い人生ですし、これが最善だったとは言い難いです。でも、わたしは少なくとも、立ち上がって自分の人生を切り開くことを選びました。  立ち上がって自分の人生を切り開き始めても、たまに「遊びたい!」という誘惑に駆られることがあります。でも、遊び狂っても、それはただの憂さ晴らし。腐ってるときの心情とは全く違う、前向きな感情でした。どこか心地のよいもので、そこには自己肯定感があったのです。  どんなに自分に自信がなくても、自分で人生を切り開こうとした瞬間から、自己肯定感を奮い立たせてないとやっていけないのです。

エネルギーをフル稼働させるべき

女性 パワー わたしは数々の理不尽を経験しましたが、怒りはやがて力に変わります。よく「人の役に立つような人になりなさい」と言われます。  もちろん人の役に立ちたいという気持ちが原動力になるのはすばらしいことだと思いますが、プラスのエネルギーより、そういう追い詰められた負エネルギーは、時として、爆発的な力に変わります。わたしは理不尽な人に出くわした場合、「自分の手でコントロールできそうなら味方に引き入れる」「コントロールできなそうなら絶対に近づかない」という徹底したルールを作って、自分が絶対に壊れないようにバリアを作っています。  もちろん、セクハラ パワハラ、モラハラといった理不尽はダメです。コンプライアンスが騒がれる時代になっても、理不尽なことは横行しているのが実情です。でも、そこで「理不尽に屈するのか。逃げるか」だけは、あなたが選べます。  理不尽に真っ向から立ち向かう必要なんて全然ありません。エネルギーの無駄です。でも、自分で人生を切り開こうと思ったら、理不尽なことに直面したら、あなたの負のエネルギーをフル稼働させるべきです。自分の未来を切り開くためにエネルギーを使うべきなのです。そこから、あなたの成り上がり人生がスタートしますから。 <TEXT/内野彩華>
新宿歌舞伎町キャバクラ「アップスグループ」オーナー。株式会社アップス代表取締役社長。津田塾大学卒業。25歳のとき、当時勤めていた外資系IT企業をやめて、歌舞伎町にキャバクラを開業。現在、歌舞伎町にキャバクラを4店舗、銀座にクラブを2店舗展開するまでに。キャバ嬢の育成やキャバクラの立ち上げ、経営改善のコンサルティングなども行い、グループ年商は10億円にもおよぶ。著書『劣等感を力に変える 成り上がる女の法則』が発売中

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