誰でもできる「最高にうまいハイボール」の作り方
筆者は、毎日ウイスキーのハイボールを飲んでいるので、家ではソーダメーカーを利用しています。二酸化炭素のボンベを利用し、液体を炭酸化してくれる製品です。ウイスキーの水割りを炭酸化させ、強炭酸のハイボールが楽しめます。ソーダのペットボトルを買うより安く済むのもメリットです。
そして筆者は、これまで片っ端からいろいろな飲み物を炭酸化させてみました。今回は、そのなかで面白かったものを紹介します。
まず、誰でも思いつくのがワインではないでしょうか。いろいろなワインを炭酸化してみましたが、バランスが崩れてまずくなってしまうものもあり、美味しいスパークリングワインになるものもありました。
1000~2000円の価格帯で試しましたが、濃いめで甘やかなワインのほうがマッチすることが多かったです。白ワインであればシャルドネというぶどう品種、赤ワインであればカベルネ・ソーヴィニヨンというぶどう品種で、美味しくなるワインがありました。
今回、炭酸化したのは、コノスルのワインで、ぶどうは白がシャルドネ、赤がカベルネ・ソーヴィニヨンです。ワインに炭酸を入れると泡立って強炭酸にしにくいのですが、きちんと冷やしていればある程度は炭酸化できます。
白ワインのシャルドネは、甘さと華やかさが際立ち美味しくなっていました。スパークリングワインとしても成立しそうなバランスで楽しめます。赤ワインのカベルネ・ソーヴィニヨンは獣感やバター感が強まりとても芳醇で美味しくなりました。ランチに合わせるのにピッタリと感じました。
どちらも1400円のワインとは思えないほど、いい方向に変化していたので驚きました。前述の通り、ワインは炭酸することでバランスが崩れることがあるので、貴重なワインでチャレンジするのは避けたほうがよいでしょう。
炭酸化して美味しくなるワインは?
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お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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