更新日:2021年09月08日 14:27
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「ネトウヨ言論人どもの所業、目に余る」アメリカ大統領選挙/倉山満

菅内閣は選挙中から、どちらが勝っても良いように動いていた

 アメリカの選挙が大混乱になることを望んで静観している中国やプーチンをしり目に、カナダやヨーロッパ諸国はバイデンとの関係構築を急いでいる。我が日本も、菅内閣は選挙中から、どちらが勝っても良いように動いていた。  バイデン政権はオバマの副大統領だったので、日本の外務省は人脈があるだろう。菅内閣もバイデンと付き合うこととなる。  だが忘れてはいけないことがある。巻き返しを図る共和党保守派との関係維持、強化だ。いつまでも過去の人となったトランプにすがりつくのではなく、2年後の中間選挙、4年後の大統領選挙を見据えた対米外交を行うのが、現実主義だ。
1973年、香川県生まれ。救国シンクタンク理事長兼所長。中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程修了。在学中から’15年まで、国士舘大学日本政教研究所非常勤職員を務める。現在は、「倉山塾」塾長、ネット放送局「チャンネルくらら」などを主宰。著書に『13歳からの「くにまもり」』など多数。ベストセラー「嘘だらけシリーズ」の最新作『嘘だらけの日本古代史』(扶桑社新書)が発売中

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