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「友達がいない人は東大に合格できない」と東大生が考える論理的根拠

友達がいないとなぜ成績が下がる?

ドラゴン桜

©︎TBS

 どうして友達がいないと成績が下がるのでしょうか。それは「教室内で村八分状態になってしまうから」です。  学校のクラスの中で円満な人間関係を築けているかいないかによって、どれだけ助け合いシステムに便乗することができるかが決まってきます。 「授業で聞いたけど、ここがわからないまま終わっちゃった」「学校を休んだら、次の回の授業の内容が全然わからなくなってしまった」というような経験はありませんか?  僕は何度もそのような状況に置かれたことがあります。たった一回の授業を休んだだけで、なぜおいていかれてしまうのでしょうか。

授業の内容は緩やかにつながっている

 学校の授業は一コマ一コマで完結しているように見えますが、それぞれの内容は緩くつながっています。そして、後半になればなるほど、前半で教えた内容を理解しているということが前提になってきます。  たとえば、「文字式」という分野がわかっていなければ、「方程式」を学ぶことはできません。 「文字式の取り扱い方」という前提が欠けていますから、先生から「3x+2=8です。xはなんですか?」と聞かれても、まったく意味がわからなくなってしまうのです。  もちろん方程式がわからないと「一次関数」や「二次関数」などの関数分野も分かりませんし、関数がわからなければ座標平面も理解できません。
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「わからないこと」は一刻も早く対応する必要がある
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