雑学

「コンビニのコーヒー」は最も理想的なビジネスモデル

一般的に30%が目安だといわれる外食店の原価率。昨今の“コスパ志向”の高まりや原価率35%を超える高原価店の繁盛も相まって注目を集めることも増えた「原価」だが、さまざまな要素が複雑に絡み合って成り立っており、その世界は実に奥深い。原価を知ると、普段、なにげなく利用している外食店の知られざる新たな一面が見えてくる

◆コンビニコーヒーの出現が勢力図を塗り替える?
<コーヒーの原価/1杯15円>


コーヒー

ドリンクとしては原価率の高いコーヒーだが、回転率や販売方式によって利益を生む

「コーヒーの原価は、どこの店でも1杯あたり20円前後。つまり、100円で売っていれば原価率は20%となる。ただし、ビジネスモデルに各社個性があるのがコーヒー業界の特徴です。例えば、ドトールなどは営業中のサラリーマンに合間の時間で利用してもらうことを狙ったスタイルゆえ、店の回転率が高い。だから1杯あたりの原価率も高めになっている」(外食産業専門誌ライター)

 そして、近年注目されているコンビニコーヒーは、「最も理想的なモデル」との評判も。

「コンビニコーヒーは、その多くがお客自身がセルフで入れる方式となっているため、スタッフに負担がかからない。さらにコーヒーのために来店したお客が合わせてパンやお菓子を買うという新たな需要を生み出した超優良商品。1杯あたりの原価自体は上記チェーン店よりも若干低めだと思いますが、その利便性から利用者が絶えませんね」

※写真はイメージです
― [外食店の原価]教えます【5】 ―





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