秋葉原で一世を風靡した「おでん缶」を原宿のど真ん中でアイドルが販売!
アイドルとふれあいながら、おでん缶を楽しむ……。そう聞いてすぐに秋葉原を思い浮かべる人は多いだろう。しかし、そんなイベントがファッションやカルチャー最先端の街、原宿で行われた。
続いては、同店のイベントスペースに場所を移し、ミニスカポリスと身近に触れ合えるミニゲーム、おでん缶の味見体験が開催された。勝利者には生ボイスメモがプレゼントされるということで、参加者は「黒ひげ危機一髪」やミニ卓球などのゲームに本気で熱中! 店内は大盛り上がりだ。味見体験では目隠しをした状態で、明太子やガーリックバター、ワサビなどのトッピングで熱々のおでん缶を試食。ミニスカポリスが目の前で味付けしてくれた、なんとも贅沢なおでんを味わうことができた。最後にはミニ撮影会&チェキ撮影会まで行われ、文字通り満腹感たっぷりのイベントとなった。
同日、第2部ではアオハルsince2015、CRAYONS、+earth☆skyと3組のアイドルが登場。第1部に勝るとも劣らない盛り上がりを見せた。原宿でアイドルとおでん缶を楽しむ……。こんな異色とも言えるイベントが実現したのには理由がある。実は会場となった原宿ニッポン商店のコンセプトは、日本の伝統文化を世界に発信していくというもの。地方の知られざる逸品や、日本企業の素晴らしさを、ひと味違ったポップな視点から伝えているのだ。聞けば、イベントで販売されたおでん缶も1923年創業の老舗、天狗缶詰の逸品。北海道利尻産の昆布など、素材にもこだわっており、抜群にうまいのにも合点がいった。
今後も原宿ニッポン商店では「KAWAII」と「和」をテーマにしたイベントが、続々開催されていく予定だ。週末の原宿では、日本文化の素晴らしさと、キュートなアイドルに出会うべし!
取材・文/林バウツキ泰人 撮影/本多誠ライター・編集者。日本人の父、ポーランド人の母を持つ。日本語、英語、ポーランド語のトライリンガルで西武ライオンズファン
イベントの舞台は「MOSHI MOSHI BOX原宿観光案内所」内にある「原宿ニッポン商店」。道路を渡れば竹下通りという原宿のド真ん中で、アイドルがおでん缶を販売する姿はある意味新鮮だ。
この日、最初に登場したアイドルは17代目ミニスカポリス! 風に乗った「おでんいかがですかぁ~♪」という声には、通行人も興味津々。彼女たちの笑顔とおでんの味が染みれば、心も体も温まるというものだ。
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