新宿駅周辺で終電を逃した時の過ごし方【オススメ5選】
年末に近づき、立て続けにやってくる送別会や忘年会。無礼講でついつい話が弾んでしまい、2次会、3次会へ……。そこで起こりうるのが終電を逃してしまうという問題だ。どこで一夜を過ごすか目星が付いていればいいが、そうした経験がない場合、街を無駄にさまよい歩くハメになり、ろくに寝られず翌日に疲れを残すという最悪のパターンに陥ってしまう。その場所が複雑に構造化した都心の駅周辺であれば、なおさらその日の安息の地を頭にリスト化しておきたい。
以前、渋谷駅周辺で終電を逃してしまった時のオススメスポットをご紹介したが、本記事では東京随一のターミナル駅でもある新宿駅周辺でのオススメスポットをご紹介しよう。
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●まんがねっとラウム 新宿本店
アクセス:★★☆
快適度:★☆☆
コスト:★★★
誰しもがまず頭に浮かぶのがマンガ喫茶という選択肢なのではないだろうか。新宿にはマンガ喫茶は数あれど、靖国通り沿いにあるここはアクセスの便利さの割に、大きな店舗看板も無いためか、比較的深夜でも空いている穴場だ。もちろんコストパフォーマンスも良く、30歳以上であれば「オトナ割」という割引が適用され8時間でも1,250円で過ごせてしまう(それ以外は8時間1,460円)。
中は決して新しいとは言えない設備ではあるが、シャワー、インターネット、落ち着いた照明とマンガ喫茶で一晩過ごす最低限の設備は整っているため、ぜひ候補に入れてほしい。
●テルマー湯
アクセス:★☆☆
快適度:★★★
コスト:★★☆
今年8月に歌舞伎町にオープンしたばかりの大型スパ「テルマー湯」は都心にあるとは思えない広々とした作りが特徴。6種類と豊富な内風呂に露天風呂、岩盤浴ラウンジから朝まで開いている居酒屋まで内部にはあり、ダラダラと朝まで過ごすにはもってこいだ。
入館料は2,850円と少し強気な設定だが、カプセルホテルほどの出費をしたくないという方にはかなりの満足感が味わえることだろう。
●豪華カプセルホテル安心お宿 プレミア新宿店(男性専用)
アクセス:★★★
快適度:★★★
コスト:★☆☆
やはりその日の疲れをとるには睡眠が一番。昨年11月にオープンしたこのカプセルホテルでは、24時間いつでもチェックインが可能な上、無料サービスが充実しており、温泉・マッサージチェア・ネットカフェの利用といったところからドリンク、味噌汁までもがタダ。
ネックなのは男性専用であるところと、最低4,980円(来店受付のみ。事前予約は5,480円~から)というコストの点か。寝ることを目的としないのであれば、2時間1,580円の入浴プランもあるので、始発までの時間つぶしには十分利用できる。
●リ・ラックスパ新宿(女性専用)
アクセス:★★☆
快適度:★★★
コスト:★★☆
女性にオススメなのが西武新宿線沿いのグリーンプラザ新宿内にある女性専用「リ・ラックスパ」だ。こちらのスパ&サウナコースは、最大10時間の滞在で3,500円というお値打ちな価格。大浴場と共同の仮眠室が利用できるのはもちろん、館内着などのアメニティも充実しており、手ぶらで行っても快適に過ごせることができる。
だがカプセルホテルを使いたい場合はチェックインは23:00までと少し早めなので、人によっては終電を逃してしまった時点で利用ができない可能性がある。
●バルト9
アクセス:★★☆
快適度:★☆☆
コスト:★★★
大小様々な映画館がひしめく新宿だが、その中でも代表的な「バルト9」は終電を逃した時にオススメしたいスポットだ。平日深夜2時頃からでも上映しており、観終わった頃にはうっすら空も白んで…と、ここまでは他のシネコンでもよくある話。
ではこの映画館を勧める理由は何か、それは座席の快適さだ。人体工学を計算して作られたシートは弾力性のある素材で作られており、長時間座っていても疲れない。実に心地よく体にフィットしてくるため、上映の暗転とともに夢の世界へと旅立っていくことだろう。ただ一点、アクションなど効果音が大きいジャンルを選んで休息を妨げることが無いようにだけは注意してほしい。
<取材・文/日刊SPA!取材班>
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