更新日:2019年10月17日 21:41
カーライフ

18年落ち激安アルファ147を買うということ。左ハンドル、MT、トリセツもイタリア語…

 昨今のアルファロメオといえば、ジュリアとかステルヴィオに代表されるプレミアムなブランド。でも担当Kにとってのアルファロメオは147一択! アルファ75とか、もっと古いモデルでも最新モデルでもなく、アルファロメオ=147なのでございます。そんな147を捨ててから約2年。再びアルファ147オーナーに返り咲くことができました! オートクラブMJブロンディ改め永福ランプ=文 Text by Shimizu Souichi 池之平昌信=写真 Photographs by Ikenohira Masanobu  ボンクラのみなさまは、「クルマが故障するなんてありえない!」「オレを殺す気かって感じ」と思っていることだろう。が、それが生きがいの男もいる。  本誌担当K(43歳)は、5年前に激安イタリア車(0円でもらったアルファ147)と出会い、人生が変わったという。彼は、いつ故障するかわからないポンコツに乗ることで、人間的に大きく成長し、ポンコツを直すことが人生最大の楽しみになった! そんなKが、こりずに人生3台目の激安イタリア車を手に入れた。さっそくエンコ(エンジン故障)したとも聞いたが、いったいナニを買ったのか!? 担当K:これです!
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【アルファ147 1.6ツインスパーク 28万円】激安3号

永福:こ、これ、最初のアレとまったく同じじゃん! K:今度は左ハンドルだし、エンジンは1.6リッター。最初の147は右ハンドルの2リッターだったので、ぜんぜん違いますよ! 永福:よりマニアックになっただけだよね……。いくらだったの? K:走行6万kmで28万円でした。 永福:それは安いね! K:人生初のイタ車、アルファ147 2.0ツインスパークと別れてから約2年。実はずっと後悔してたんです。
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【アルファ147 2.0ツインスパーク】激安1号。約3年半で7万km走り15万km目前で廃車に

永福:でも15万kmまで乗ったんでしょ? K:ええ。15万km目前にして、天井の布が垂れ下がってきて、内装プラスティックの表面はどんどん溶け、塗装のクリアがはがれてみすぼらしくなり、ダンパーは完全に抜けてフニャフニャ。ギアも入りづらくなって、今後いくらかかるかと考えたら怖くなって廃車にしたんですが……。
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廃車後フィアット・パンダに乗っていたが…
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1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中

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